ハローハロー!
アメリカのニューヨークに住んでいるイェイです。
- 私の妹が「th」を「s」の音で発音したせいで起きた出来事と
- thの発音方法について
お話したいと思います。
「サーティーン」が通じなかった話
5年ほど前に、私の妹がニューヨークに2ヶ月ほど滞在しました。
日本へ帰国する直前に、妹は日本の友達のお土産を買いに有名チョコレート屋さんへ行きました。
買いたい商品を見つけ、妹はレジで欲しい商品を指差しながら、「サーティーン(13)、プリーズ」と言いました。
日本語では「13個ください」という意味ですね。
でもレジ係のお姉さんは困り顔。
「7?」と聞き返してきます。
妹は何度か「サーティーン、プリーズ」と言ったのですが通じず、
結局、紙に
13
と書いたら、お姉さんはニッコリ♡
わかってくれたようです。
無事、妹はお土産を13個買うことが出来ました。
なぜ「サーティーン」じゃダメ?「Th」と「S」の発音は全く違うから
さて、なぜアメリカ人のレジ係のお姉さんは、「サーティーン」を理解できなかったのでしょうか。
13を英語のスペルを書くと「Thirteen」
妹が言った「サーティーン」は、スペルで書くとこんな感じになります「Sarteen」
お姉さんは、妹が個数を言っているという事はわかったようです。
最初の「S」の音は聞き取れたため、「7」(Seven)と思ったのでしょう。
サーティーンとセブン、全然違いますが、お姉さんも推測を頑張りましたね。
(完全に間違ってたけど)
「Th」の発音方法:舌を少し出して、上下の前歯の間に置くよ

基本の「Th」の発音方法
基本の「th」の発音の仕方です。
- 舌をほんの少しだけ出して、上と下の前歯で舌を軽く挟みます。
- 舌と前歯の間から、軽く息を「スッ」という感じで出すと同時に
- 舌を奥へ引っ込めます
コツ:thを上手に発音する秘訣
- 舌は唇よりも前には出しません。少し出すだけでOKです
- 舌が痛くなるほど前歯で噛んではいけません。当てるだけです。
- 息が通る道は、舌と上の前歯の間です
- 「前歯の間に舌を当てに行く」これだけ覚えていればOK
最初は「前歯の間に舌を当てに行く」さえ覚えておけばOK
コツの最後に書いた「前歯の間に舌を当てに行く」について説明します。
細かいことを言うと、基本の発音方法だけで全てのthサウンドを網羅できるわけではありません。
勉強熱心の人は、例えばこんな事を言われたことがあるかもしれません。
thが後ろに来る単語の場合は、舌を引っ込めるんじゃなくて、舌を前歯に押し当てるとか、nの後にthが来る場合は、舌を前歯の付け根から滑らせて、上下前歯の間に持ってくるとか。
でもそこまで考えなくていいと思います。
「舌を前歯の間に当てに行く」
これだけ意識して練習すれば、⇑に書いた複雑なことは、いつのまにかできるようになってますから。
今回は、
- 外国語を学ぶ上で、いかに発音の練習が大切かというお話と
- thの発音方法について
でした。
おしまーい!