ニューヨークに来て、いちばん最初に困ったのは、おなかが空いたとき。
スーパーへ行きたくても、なんだか日本と違いそうだし、怖いし…
ニューヨークのスーパーに初めて行った時は、日本とのちがいに戸惑ったものです。

でも、買い物のコツさえ知っていれば、かんたんにクリアできちゃうこと。
始めてにニューヨークへくる人達には、スーパーに行くのが怖いという理由だけで、空腹を我慢してほしくないです。
なので、ニューヨーク在住8年で得た「ニューヨークのスーパーで買い物するコツ」を書いていきます。
田舎にある大きなスーパーではなく、NY市内の、近所の人たちが歩いて行く小さなスーパーについてです。
旅行や留学のときに参考にしてくださいね
目次
ニューヨークのスーパーでは、持参した買い物カートや、ベビーカーのカゴを使っても良い

店のカートを使うなら、カゴを入れずに、商品を直接カートに入れよう
スーパーの入り口には、手で持つカゴやカートが用意されています。
店のカートを使う場合、↑の絵のように、カートにカゴを入れる必要はなく、商品を直接入れます。
個人のカートを使ってもよい。持参のカート、ベビーカー、ペットカート(店による)など
持参したカートやベビーカーの荷物入れを使っても良いです。
ペットOKのスーパーでは、ペットカートを使っている人を見ることもあります(使ってよいかは要確認)
私は最近、ベビーカーの荷物入れに商品を入れて、レジまで持っていきます。
幼児を持つ母として、これが出来るのは、とてもありがたいです。
持参のカートって、どんなのを使えばよいの?

ウチで使っているカートです。
いかにも「買い物カート」という見た目の物ですね。
買い物中は、上部が空いていて、何を入れたかわかるし、
支払いをしたあとには、蓋(簡単な布)が出来るので、
店員も、万引きをしていない事がわかります。
支払ったあとは蓋をしよう
トレーダージョーズで、買い物をした時の話です。
支払いを終えて、↑の青いカートに商品を全部入れ、
さあ帰ろうという時に、
「カートの蓋をしなければいけない」と店員に言われました。
持参の買い物カートを使うなら、支払ったあとに蓋ができるタイプを使ってください。
蓋と言っても、
上部を覆う、簡単な布のようなものでOKです。
買い物カートは、Bed Bath and Beyondで買えるよ!

ウチは、Bed bath and beyondという店で買いました。
人気商品らしく、近所のスーパーやコインランドリーでよく見ます。
たためるから、狭いアパートにも最適です!
アメリカのスーパーでは、商品を食べながら買い物をする客がいるので、買う前に未開封か確認しよう。
アメリカのスーパーでは、精算する前の商品を食べながら買い物をする客がいます。
彼らの言い分は「最後に、袋をレジに通して支払えばいいでしょ」というもの。
(いや、ダメでしょ)
ニューヨークのスーパーで、食べながら買い物している客は、あまり見たことがありません。
でも、食べかけのポテトチップスの袋や、飲みかけのペットボトルが、商品棚にシレッと置いてあるのは見たことがあります。
もし開封してある商品を買ってしまった場合、当日か近日中にレシートと一緒に持っていけば返品してもらえます。
開封済み商品を買ってしまった場合の対処法
旦那がスーパーでクッキーを買ったのですが、家で開けてみたら中身がほとんど食べられた後だったという事が実際にありました。(台風で雨が激しい日だったので、店に行かずに泣き寝入りしました)
なので、商品をカゴに入れる前に、フタが開いていないかどうかを確認したほうが良いです。
生産地は書いてないので、地元の野菜がほしい時には、青空市場へいこう。

日本のスーパーでは、生鮮食品がどこの地域で採れたのか書かれています。
しかし、ニューヨークのスーパーには、それが書いていません。
そのため、野菜一つ買うにしても、ローカル(地元)の物か、他の州で採れた物か、外国産かも、わかりません。
地元の野菜が欲しければ、定期的に開催される青空市場へ行きましょう。
レジ精算
数個しか買わない人専用の「特急レジ」
多くのスーパーマーケットは、支払い作業をスムーズにするため、「特急レジ」があります。
たとえば、ハミガキ粉一つだけ欲しい時に、
「商品10個以下のみ」と書かれたレジに並ぶと、早く支払いを終えることができます。
たくさん買うのに、間違えて10個以下のレジに並んでしまうと、他のレジに並び直すように言われることがあるので、注意が必要です。
たくさん買うのに、気が付かずに10個以下のレジに並んでしまう客も、たまにいます(私も何度かやりました)
自分の前の人が精算を始めたら、買いたい商品をベルトコンベアに載せる

レジ係が、自分の前に並んでいる客の精算を始めたら、自分が買いたい商品をベルトコンベアに乗せます。
全部のせ終わったら、次の客の商品と混ざってしまわないように、バーを置いて区別します。
メモ:Whole Foods(ホールフーズ)というスーパーは、このやり方ではありません

チップは支払わなくてよい
支払いの時に、チップを支払う必要はありません。
チップを支払うのは、サービスが発生した時です。
スーパーは自分で商品をレジまで持っていくので、サービスが発生したということになりません。
たとえ、店員にある商品の場所を聞いて、店員が商品を持ってきてくれたとしても、通常、チップは支払わなくて良いです。
袋詰め
多くのニューヨークのスーパーでは、店員が袋詰めしてくれる
日本では、レジ係が商品をバーコードで読み取ったあと、
客自身が、商品を袋詰め台で袋につめます。
もしくは、レジ係が袋詰めをします。
ニューヨークではどうかというと、レジ係が袋詰めをする店が多いです。
(自分で詰める店は、お隣ニュージャージー州のスーパーへ行った時に経験したのみ)
ニューヨークの大手スーパー(トレーダージョーズ等)では、紙バッグがいいかレジ袋がいいか聞かれるぞ。【英語での答え方】
トレーダージョーズなどの大手のスーパーだと、レジで紙のバッグがいいか、レジ袋がよいかを聞かれます。
レジ袋を英語でいうと、Plastic bag(プラスティック バッグ)
レジ係が、精算の最後になにか聞いてきたら、たぶんコレを聞かれています↓
Paper or plastic? (紙袋とレジ袋、どっちがいい?)
答える英語は、コレ↓
Paper please. (紙袋でお願いします)
Plastic please. (レジ袋でお願いします)
そして最後にニコっと微笑めば、カンペキです☆

セルフレジがある店も。使い方を説明するよ
日本でも、セルフレジを使っている店が増えてきましたね。
ニューヨークでも、大手の店では採用しているところもあります。
外国に来て、ただでさえ緊張しているのに、慣れないセルフレジに困ってしまう人がいるかもしれないので、
一般的なセルフレジの使い方を書いておきます。
- 列に並び、自分の番を待つ
- 他の客が使っていないセルフレジは、ランプがついているので、そこへ行く
- 店のポイントカードがある場合は、左側にあるバーコードリーダーで読み込む
- 商品をバーコードリーダーで読み込む
- 右側に設置されているレジ袋に、商品を入れる
- 3と4を、全ての商品でくりかえす
- 支払い方法をえらぶ画面が出るので、えらぶ(現金かクレジットカードか、など)
- 支払う
- レジ袋に入った商品をとって、店をでる
セルフレジがあっても、店員がいる普通のレジもあるので、好きな方に並ぶと良いです。
私はよくセルフレジにトライします。
でもエラーが出てしまい、けっきょく店員を呼ばなければいけないことが多いです。
その場合、「お~い、店員さん来てくれ~」と大声で呼ばなくても良いです。
レジが「ピンポンピンポン」と鳴って、店員を呼んでくれます。
セルフレジの注意点: 設置されているレジ袋に、商品をちゃんと入れよう。商品の正確な重さを認知しないと、機械がうるさい
セルフレジの機械は、商品の重さを量ることによって、万引きを防止しています。
バーコードを読み取った後に、設置されているレジ袋に商品をきちんと入れましょう。
商品がレジ袋の底まできちんと入っていないと、重さが足りなくて、機械に「ちゃんと入れてください」って言わちゃいます。
おまけ。ニューヨークのスーパーはこわくない!日本ほどスムーズにやらなくても許されるから、とにかく行ってみよう
移民があつまっているニューヨーク。
システムがわからなくてアタフタしてる人って結構います。
この記事を読んで予習していったら、他の人に教えてあげられるくらいになっちゃういますね!