こんにちは!ニューヨークで子育て中のイェイです。
外国で子育てをすると、日本との違いを感じる機会が何度もあります。
今回はニューヨークで感じた、ベビーカーにまつわる文化の違いについてまとめました。
これから外国で子育てする方や、日本で子育て中に違和感を感じている方へ、こんな子育て方法もあるという事を知って頂けたらと思います。
大きな子(4~5歳)もベビーカーに乗っている

日本では、3歳くらいでベビーカーを卒業しているご家庭が多いようですが、
ニューヨークを歩いていると、大きな子供もベビーカー(英語ではstrollerストローラー)に乗っているのをよく見ます。
年齢は4~5才くらいでしょうか。
ーーー追記ーーー
この記事を書いた時、息子は2歳でした。
今は3歳ですが、見た目が5歳くらい大きくて、まだベビーカーに乗ることがあります。周りから見たら5歳の子がベビーカーに乗ってるように見えちゃってます^^;
ーーー追記終わりーーー
道が悪いからベビーカーは重量感や安定感が大切だよ
日本では、路面からの照り返し熱を避けるために背が高いベビーカーが人気ですよね。
ここニューヨークでは重量感が大切です。
特に、ブルックリンの高級住宅地では、ボリュームのあるベビーカーをよく見かけます。
マンハッタンよりもガタガタ道が多いブルックリンでは、重量感があって安定している物が好まれます。
セントラルパークをベビーカーを押しながら全力疾走する親達

セントラルパークやプロスペクトパークには、全力疾走でジョギングをするお母さんやお父さんの姿を毎日観ることができます。
ニューヨーカーは健康意識が高いので、赤ちゃんが居ても、自身の健康を保つために、走って走って走りまくります。
ジョガー(ジョギングする人)向けのベビーカーも売っています。
出産4日後から公園に連れて行く親たち
たまに新生児をフラットなベビーカーに入れて、公園を散歩するお母さんを見ます。
通常アメリカは、出産後2晩しか入院させてもらえません。
そのため3日後には家に帰ることになるのですが、なかには退院後すぐに新生児を日光浴させている家族がいます。
驚いたのは、出産直後のお母さんが普通に歩いていること!
私の出産3日後は、フラフラへっぴり腰で、歩けなかったのに。人種が違うと、体の作りが違うのでしょうか。

地下鉄が混んでいても、子連れには優しいニューヨーカーたち

地下鉄のエレベーターは壊れて使えないことがよくあります。
でもNYでは、他の乗客の男性(全く知らない人)が、ベビーカーを一緒に持って、階段の登り下りを助けてくれます。
今のところ、100%誰かが助けてくれました!
電車の中が混んでいても、ベビーカーに対して迷惑そうにする人は見たことがありません。
それどころか、ドア付近に立っている人は、ドアをおさえてくれて(本当はいけないことだね)地下鉄に乗っている他の乗客は、ベビーカーが入るだけの空間を作ってくれます。
座っている人は自分の席を開けてくれ、向こうでおばちゃんが「こっちに座んなさいよ~」と手招きしてくれます。
日本もこんな風に、子連れに優しい文化になったらいいのになぁと思います。

バスの中ではベビーカーを畳まなきゃいけないよ
ここで一つ注意点を。
ニューヨークのMTAバスを利用する時には、ベビーカーを畳まなければいけません。
これはマナーではなく、バス会社(MTA)の決まりです。そのため、畳まないとバスの運転手から乗車拒否されてしまいます。
バスを利用する日は、折り畳めるベビーカーを使いましょう。
