NYの公立学校で学んだこと

【アメリカ子育て】小学校では親の積極的なPTA&ボランティアが大切

お子さんの学校のPTAやボランティア活動、めんどくさいと思っていませんか?

実は私も「できれば参加したくないな」と思っていました。

でもここアメリカでは、自主的&意欲的にPTA活動に参加する親御さんが多いんです。

共働きの家庭が多くて、お父さんもお母さんも忙しいのにもかかわらずです。

特に、教育についてきちんと考えている親御さんが多い地域の小学校では、親のPTAやボランティア参加は大事です。

イェイ
イェイ
PTA参加するメリットは?

出来れば避けたいのが本音なんだけど…

「なぜ、アメリカの小学校ではPTA&ボランティア活動をした方が良いのか?」を書いていきます。

良い小学校では、親もPTA&ボランティア活動に参加することが求められる

勉強している子供たち

親なら誰でも、自分の子供には良い学校へ入ってほしいと思いますよね。

高い学費を払えば、質が高い私立の学校へ行かせることはできるけど、多くの人達は無料の公立学校を選びます。

アメリカで公立学校を良い状態にキープするには、親のPTA&ボランティア参加が必要なのです。

親が無関心or介入しないと、学校は廃れていく

アメリカの公立学校は、地域によって質がぜんぜん違います。

ちょっと待って。

公立学校の質って何?

小学校なんてどこも一緒でしょ?

「学崩壊・学崩壊」と聞いたら何を思い浮かべますか?

ビーパップハイスクールのような、一昔前のヤンキー高校?

小学校低学年によく起こる、先生の言うことを聞かないやんちゃ坊主が暴れる様子?

アメリカの「学校崩壊」ってそんなもんじゃないんです。

低所得者の地域の学校は、日本では想像できないレベルで機能していません。

例えば、ブルックリンの奥の方、日本人が滅多に行かない「ゲトー」と呼ばれる低所得者の地域には、こんな学校がたくさんあります。

  • 子供がバッグを持っていかない
  • 持っていってもスーパーのビニール袋に鉛筆2本だけ入れて持っていく
  • 学校の食堂にバックを置き忘れたら、30分後には盗まれている
  • 先生の話を聞く子供がクラスで数人だけ
  • 親同士が学校で罵り合いのケンカをしている

違法なことで稼いでる親も多い貧困地域では、子供の教育まで意識が向きません。

そのため、学校が荒れ放題でも、何の対策も取られないのです。

公立学校の質を上げる条件

反対に、質の良い学校は何が違うのでしょうか。

公立学校の質を上げるには、以下の方法があります。

  1. 親が学校に意見する&見張る(PTA&ボランティア)
  2. 親が学校を良くする活動をする(PTA&ボランティア)
  3. 親が学校に募金を払う(Fund raising)

詳しく説明します。

親がどんどん介入することで学校が良くなる

例えば「①親が学校に意見する&見張る」は、良い校長先生に来てもらうように働きかけたり、学校運営の資金の使いみちについて議論したりします。

「②親が学校を良くする活動をする」は、日本のPTA活動のようなものです。

学校のイベントの手伝いなどです。

学校運営には資金が必要。良い学校は募金が多く集まる

「③親が学校に募金を払う」は、市から提供される資金だけでは足りないため、親が学校に募金をします。

息子が通う学校からも、何度か募金のお願いをされました。

募金する金額は人によって違いますが、一年で数万円~多い人は数十万円を募金することも珍しくありません。

でもこれは、所得が高い地域だからここまでたくさんの資金が集められるのです。

資金が集まらない地域の学校は、荒れてしまう傾向にあります。

PTA&ボランティアが一番必要とされるのが、年に一度開催される資金集めイベントです。

親たちが集まって、イベントに向けて準備をします。

がんばった分だけイベントが楽しくなり、資金が集まるので、親たちも気合が入ります。

PTA&ボランティア活動に参加すると得られるメリット

いいねの手

このような理由から、教育が大事だと思っている親は、学校の手伝いを積極的にします。

そしてPTAやボランティア活動をすることは、学校や子供のためだけはなく、親自身にも良いことがあるんです。

子供の学校生活が見られる

学校の中に入るチャンスがあるので、子供たちの普段の生活や、先生の様子が見られます。

校長先生や学校のスタッフに顔を覚えてもらえるから、何かあった時に助けてもらえる

PTAによく顔を出していると、担任の先生だけじゃなく、学校スタッフや校長先生に顔を覚えてもらえます。

よく助けてくれる人には、校長先生も協力的になります。

そのため、なにか不都合があった時に校長先生と話ができたり、周りの人達の協力が得やすくなります。

進路など大事な情報が最初に手に入る

アメリカで育っていない親にとって、子供の学校生活で大切なことが何かわからないですよね。

それでも情報を早くゲットできれば、準備ができるというもの。

PTA会議や連絡網など、公式の場で得る情報が早く得られるというメリットもありますが、

ボランティアで知り合った先輩ママから大事な話が聞けるチャンスが増えたりします。

日本で生まれ育った親にとって

PTAって力強い見方かも!

息子が通う学校で実際に行われたPTAやボランティア活動の例

チャリティーイベント

コロナ禍のため、今年は親が学校に出向いての活動はありませんでしたが、

遠隔(Zoomミーティング)でやったボランティアを紹介します。

親が子供たちに読み聞かせをする

親が本を1~3冊選んで、クラスの子供達に読み聞かせをしました。

時間は20分。

本の内容について質問したり、感想を聞いたりするのですが、先生が上手にサポートしてくれたので助かりました。

机の組み立て

コロナのため、以前はクラスを2グループにわけていました。

  • グルーブA(10人)は第1&3月曜日・火・木曜日に学校へ通う
  • グループB(10人)は第2&4月曜日・水・金曜日に学校へ通う

しかし今週から、グループAとBを合併し、学校へ週5日通えるようになりました。

そのため、クラスの人数が倍の20人になります。

倉庫にしまっておいた机の、組み立て作業をするボランティアを募集していました。

会議&おしゃべりタイム

PTA会議だけでなく、週に一回Zoomミーティングで親たちがおしゃべりできる時間もあります。

これはPTAメンバーだけではなく、一般の親たちも参加できます。

コロナ禍ではやらなかったけど、通常時だとやるボランティア

今はやっていませんが、通常だと、資金調達のイベントで、子供たちがアートを作るのを手伝ったり、お菓子を配ったり、学校の商品を売ったりするボランティアもあるようです。

その他、たくさんのグループがそれぞれ活動していて、まるで部活のようです

例えば、

  • STEM教育を普及させる部:子供たちの科学、技術、工学、数学の勉強のお手伝いやイベント開催
  • プランター部:子供たちと一緒に畑や花壇を作る
  • マイノリティ人種問題解決:黒人やアジア人など、少数派の生徒が不利にならないように活動

等です。

まとめ:PTA嫌いめんどいなんて言ってる場合じゃない!親もPTA活動を楽しもう

アメリカでは、子供を良い学校に入れたら、全部丸投げというわけにはいかないです。

良い公立学校に行かせるということは、親も求められるものが多いんですね。

英語の壁とか、文化の違いなど、ハードルが高く感じることがありますが、

できることから参加してみると良いと思います。

忙しい&英語の壁があるし

本当は参加したくなかったけど

ボランティアがんばります!