マンハッタンは、ハロウィン・ムードです。
どうも!毎年ハロウィーンは全力でコスプレしている、イェイです☆

ハロウィーンの合言葉は「トリックオアトリート!」
日本もここ数年、ハロウィンが盛り上がっているようです。
子どもたちが可愛い衣装を着て、お菓子をもらいに来るかもしれませんね。
その時の合言葉は、皆さんご存知のように、
「トリックオアトリート!!」
でも、
外国の子供に「トリック・オア・トリート」と言っても通じないよ
なぜかって?
実は、トリックオアトリートって、発音が難しいんです。
カタカナをそのまま読んでも、通じないかもしれません…!
なんて発音する?「チュッコーチー」って聞こえるかも
耳が英語になれていない人にとって、実際にどう聞こえるかと言うと
「チュッカッチッ」
もしくは、「チッコーチー」といった感じ。
本当?疑わしいなぁって思いますよね。
カタカナで表すのは限界があるので、実際に聞いてみましょう。
ネイティブが「Trick or Treat」を発音している動画3つ
わかりやすいビデオ: Emma Sayingの「How to Pronounce Trick or Treat」
わかりやすくて、短くて、良いビデオですね。
子供用の歌: Super Simple Songsの「Knock Knock, Trick or Treat」
最初にtrick or treatと言っているのは、0.09秒。
いきなり最初の歌詞が、
「knock knock, trick or treat, who are you?」
訳「ドアトントン、トリックオアトリート、誰ですか?」
です。
子供用の歌: Super Simple Songsの「Trick Or Treat」
この曲は、歌詞が画面に出てくるので、どこで「Trick or Treat」と言っているかわかりやすいです。
Trick or Treatの発音のコツ4つ!
ネイティブの発音はわかった。
じゃあ次は、自分でもカッコよく言えるように練習してみましょう!!
(ブログを書いているのは日本人のイェイですが、これから先の発音の説明については、生まれも育ちもブルックリンの、アメリカ人であるアンジーが、監修者として徹底的にチェックしました。)
色分けして説明するよ!

「Trick or Treat」の発音のコツは、たった4つ。
- Tの発音(緑字)
- Rの発音(オレンジ字)
- 前後の音をつなげて発音(赤字)
- 最後の「Treat」は、1と2の応用
これだけです。
その他の黒字部分は、考えなくて良いです。
1つずつ説明します。
①「T」単体の発音の説明(緑字の部分)
「T」単体の発音は、
- 舌の1/3くらいを、上顎(上の前歯の奥のツルツルした所)にくっつけます。
- 舌を自然におろすと同時に、息を強めに出し、その時に、「トゥッ」という音を出します。
その音が「T」の音です。
②「R」単体の発音の説明(オレンジ字の部分)

「R」単体の発音は、
- 舌の奥に力を入れて、舌を喉の方へ引き「アー」といいます
- 舌先を少しだけ、丸めます
- 舌は自然と少し凹みます
「T」と「R」単体の発音の説明をしました。
でも、実際に使う言葉は、それぞれの音の特徴の一部を切り取って、すばやく繋げます。
TとRをつなげてTrickと素速く言ってみよう
TとRの音の一部だけ切り取って、すばやく発音します。

- Tの音を出すために、舌を上顎に一度つけて、
- 離すと同時に、一瞬で舌を後ろに引いて、Rの音を少し出します。
「ちゅrッ」みたいな音になります。
Tとrの後の、「ic」は無音なので、言わなくて良いです。
(「ッ」の部分です。)
③「k」と「o」が繋がって、「コ」になる(赤字)+r(オレンジ字)

簡単に言うと、日本語の「こ」の音を、
もう少しだけ、口の中の空間を広く開けて言えばokです。
もうちょっと詳しく言うと、(めんどくさい人は飛ばしてください)
- Trick or Treatの、kとoがくっついて、「ko」「コ」の音になります。
- 「コ」の音のコツは、唇をすぼめて、
- 舌の付け根を喉の方へ引きます。
- 直後に、rの音を少し入れます。
- rの音とは、舌の真ん中を少し凹ませます
- すると、自然と舌先が矢印の方向へ向きます
そうすると、「コr」という音になります。
(別記事にも、英語は2つの音を繋げるという説明があります。)
④Treatの発音のコツ
「Treat」の部分の説明です。
TとRの発音は、「Trick」でやったことの繰り返しですが、
今回は「Tr」の後は、「ッ」ではなく、「ィー」伸ばしましょう。
ちゅrィー
最後の「t」の部分は、舌をTの形にする。音は、出ても出なくてもOK
「Treat」の最後の「t」は、舌を上顎につけます。
音は、出しても出さなくても良いです。
2つ目の動画、「Knock Knock, Trick or Treat」の歌でも、最後の「t」は聞こえません。
英語に耳が慣れてきたら、チッカーチじゃなくて、ちゃんと「Trick or Treat」って聞こえるようになるよ
練習してるうちに、今まで「チッカーチッ」としか聞こえなかったのが、「チュリッコァチュリー」と聞こえてきましたか?
それは、あなたの耳が、どんどん英語に慣れてきてるということ!
やったね☆
さぁ、まだハロウィンまでに数週間、練習できます。
Trick or Treatをじょうずに言えるようになって、楽しいハロウィンをすごしてくださいね!