「ニューヨークで子育てをしてるけど、公園に行く勇気がない」
「いつも決まった2~3人の日本人のお友達と家で遊んでいて、新しいお友達と出会う機会がない」
「一日中、ママと子供がマンションに2人きりで、引きこもり育児になっちゃっている」
ニューヨークには、そんな日本人親子って、案外多いんです。
でも、公園で遊べるようになれば、健康にも良いし、他の子達とも遊べるし、ママも気分転換になりますよ!
わたし自身、子供と2人で家にずっといると、育児ストレスがマックスになります。公園に行くと、気分が晴れますよね!
ニューヨークの公園で遊ぶのは、しがらみが無いぶん、日本より簡単だったりしますよ!
「ニューヨークの公園の特徴」と、「公園の使い倒し方」をご紹介します。
ニューヨークの子供用の公園(プレイグラウンド)の特徴。日本の公園との違い
プレイグラウンドは、幼児に最適。ニューヨークで子育てしている人は、ぜひ行ってみて!
アメリカでは、子供用の小さな公園を、Play groundプレイグラウンドと呼びます。
おもに幼児が遊びますが、新生児や乳児がお散歩にきたり、時間によっては、小学校の低・中学年くらいの子が遊んでいることもあります。
ニューヨークの公園は怖くない。「公園デビュー」や「ママ友」なんて無い
日本では、公園デビューとか、ママ友とか、いろいろ大変な事があるみたいですね。
でもニューヨークには、そもそも「公園デビュー」や「ママ友」という概念がないです。
公園には、「行きたい時に、勝手に行く」し、友達は「子供が自然に仲良くなるもの」だからです。
ニューヨークには、たくさんの子供がいて、ママがいて、ナニーやベビーシッターがいて、たくさんの公園があります。
なので、同じ時間に、同じ公園へ行っても、同じ親子に会えるとは限りません。
公園に限らずですが、気の進まない人に対して、無理して付き合う必要がないのが、ニューヨークです。
もちろん、気の合うお友達ができたら、次回遊ぶ約束をすることもあります。
英語が苦手でも、気にしすぎるな。周りの外国人は、英語が苦手なママに馴れている。
たまに、英語が苦手なのを気にしすぎて、引きこもり育児になってしまっている日本人親子がいます。
でも、安全な公園をみつけたら、行ってみてはいかがでしょうか。
ニューヨークには英語ができない人がたくさん住んでいます。
英語が出来ない人は珍しくないので、周りも慣れています。
英語が苦手でも、相手はそこまで気にしていないことが多いです。
プレイグラウンドは、柵で覆われていて、入り口は、子供が出られないように留め具で留めてあるから、安心安全☆
誘拐を防ぐためと、子供が道に飛び出さないように、ニューヨークのプレイグラウンドは、周りが柵で覆われています。
入り口は子供が1人で出られないように、扉に留め具があります。
扉の留め具は、大人や大きい子供なら簡単にはずれる物。幼児が勝手に外に出ないようになっています。
日本では、駐車場や車通りが多い道に、公園が隣接していても、柵がないので怖いです。
活発なウチの子が道に飛び出さないように、とても気を使っています。
プレイグラウンドの床は、ゴムが敷き詰められている。転んでも痛くない。

マンハッタンのほとんどの屋外のプレイグラウンドの床は、ゴム製の床が敷き詰められています。
なので、転んでも安心です。
たまに土の公園もありますが、珍しいです。
ニューヨークのプレイグラウンドは、大人だけでは立入禁止
プレイグラウンドは、子供が遊ぶための場所。なので、大人だけの場合は、立ち入りができません。
大きな公園の一角に、子供用のプレイグラウンドがある場合は、柵で覆われているプレイグラウンド以外の場所に、大人だけで滞在するのはいいですよ。
ニューヨークでは、オムツは公共のゴミ箱に捨てて良い
日本では、使用済みオムツを持って帰らなければいけないというルールがありますが、ニューヨークでは、公共のゴミ箱に捨ててもよいです。
公共のゴミ箱はいろいろな場所にあります。
よっぽど小さな公園でない限り、公園内にゴミ箱は設置されています。
公園にいるのは、母親だけじゃない。平日昼間はベビーシッターやナニーが多い。土曜日の午前中はほとんどがパパ
夫婦共働きが多いニューヨークでは、プレイグラウンドにいる大人は、母親だけとは限りません。
多くのママは出産後、数週間~3ヶ月で職場復帰をします。
なので、平日の昼間は、ベビーシッターやナニーが子供を連れてきているケースが多いです。
日本よりも、育児に参加をすることを求められがちなニューヨークでは、パパが子供をプレイグラウンドに連れてくるのをよく見ます。
ウチの近所のプレイグラウンドでは、土曜日の午前中は、7割がパパです。
子供の幼稚園や学校のお迎えの後に、パパと公園で遊ぶ子も多いです。
パパ同士も、顔見知りで、話をしていたりします。
ママ同士でおしゃべりすることが大切な日本。子供の後について一緒に遊ぶのがニューヨーク
日本の公園では、ママ同士が熱心にお話をしていることが多いようですが、ニューヨークのプレイグラウンドでは、保護者は子供と一緒に遊んでいることが多いです。
理由は、
- 子供が遊ぶという目的で来ているため
- 普段働いている親にとって、プレイグラウンドは貴重な親子コミュニケーションの場であるため
- ママ同士が仲良くならなくても、子供の友情にあまり影響しないため
- 誘拐や問題を防止するため など
1.2.3について、詳しく説明すると、
ニューヨークでは、夫婦共働きが多く、子供と過ごす時間が限られています。なので、プレイグラウンドで遊ぶ時間は、貴重なのです。
日本では、仲の良いママ友同士の子供が一緒に遊ぶことが多いようですが、ニューヨークでは、子供同士が仲良くなったら、親も連絡を取り合うというスタイルが多いです。
なので、母親ががんばって、子供のためにママ友を作らなくても良いのです。
ニューヨークのプレイグラウンドでは、子供が主体なんですね。
4について、詳しく説明すると、
ニューヨークには、それぞれ違う文化や価値観の人がいます。子育てについても、どれが良いことで、どれが悪いことかというのは、国や宗教によっても違います
幼い子供のやることについては、そこまで違いは無いです。
でも、子供同士で何かあった時に、保護者が見ていなくて、状況が把握できないと、ちょっと困ります。
それを避けるために、保護者が隣についていたほうがよいです。
まぁ、幼児同士で遊んでいる分には、問題なんてほとんど起こりませんが、念の為。
ブランコ(スウィング)はオムツ型がほとんど。あとは体全体を支えるタイプか、三日月型(U字型)
日本のブランコは、座る部分が真っ直ぐな板ですね。
ニューヨークのプレイグラウンドのブランコは、
- 5割がオムツ型で、首が座った赤ちゃんから使えるもの
- 2割が全身をガードする形で、3歳から6歳までが対象の物
- 2割がゴム製の三日月型(U字型)
- 1割がその他
といったところでしょうか。
乳児でも安心して、ブランコができます。
ブランコは、英語で(SWINGスウィング)と言います。
ニューヨークの公園を使うコツ。幼児にとって遊びやすい時間帯は、午前中と3PMまで。
午後3時からは、小学生くらいの大きい子供がくる
ニューヨークの小学校は、午後3時に終わります。
なので、午後3時以降は、小学生の子供たちが遊びにきます。
小学生は、幼児より速く走るし、遊びに夢中になると、危ない場面もあるので、小さい子にはちょっと怖いです。
乳幼児をプレイグラウンドで遊ばせるのに一番良い時間帯は、午前中か、
お昼寝をしない子であれば、お昼ご飯を食べた後から遊んで、午後3時前には帰るのがお勧めです。
学校近くの公園だと、午前中でも、幼稚園のお散歩や、小学生などの大きい子供が来ることも。
公園によっては、午前中でも大きい子供が大勢で来ることがあります。
マンハッタンの幼稚園は、お散歩の時間に近所の公園に行きます。
午前中に、制服を着た小学生が、大勢でプレイグラウンドで大騒ぎをすることもあります。
危ない時には、すばやく撤退した方が良いこともあるでしょう。
多くのプレイグラウンドでは、靴を履かなければいけない
「全ての人は、靴を履いてください」
という注意書きを見ることがあります。
ゴム素材の床でも、屋外なので、ガラスや石から足を守るためです。
ニューヨークの公園を使い倒そう。プレイグラウンドは、学びの場でもある。

オモチャをシェア(貸してあげる)するのを教える場として、プレイグラウンドは最適な場所。
ニューヨークのプレイグラウンドでは、知らない子が、自分の子供のおもちゃを使いたがった場合、シェア(貸してあげる)ように教える場面をよく見ます。
その子の両親だけでなく、多くのベビーシッターやナニーも、そのように教えています。
プレイグラウンドは、教育の場でもあるのです。
でも、先ほど書いたように、国や宗教などによって、良いことと悪いことが違うので、他の子がオモチャをシェアしてくれなくても、気にしないようにしてください。
食べ物を片付ける習慣を身に着けさせる。「食べ残しは動物を集めるよ」という注意書きがある
ニューヨークのプレイグラウンドでは、飲食OKです。
ランチを食べている子供をよく見かけます。
でも、食べた後に片付けないと、ネズミや鳩や虫がよってきます。
実際に、「食べ残しは、動物を誘惑するから、片付けてね」という注意書きをよく見ます。
晴れた日は、誕生日会など、ちょっとしたパーティーをしている人も。
誕生日の風船が浮かんでいて、いつもよりも大勢の大人と子供が集まっている場合、それは誕生日パーティーが開かれているかもしれません。
それが許されているかどうかは、わかりませんが、何度か見たことがあります。
公園は、子育ての情報共有をする場所!ベビーシッターやナニーについてや、習い事や学校について情報交換ができるぞ
さきほど、大人は子供の後について一緒に遊ぶと書きましたが、仲の良いママ同士やナニー達は、固まって話していることもあります。
もちろん、話に夢中になっちゃう保護者もいます。人間だもの。
そんな時に、何を話しているかと言うと、共通の知人の噂とか、今晩の夕飯の献立とかもありますが、
やっぱりベビーシッターやナニーの情報共有、または習い事や学校についてが多いです。
良いベビーシッターになると、きちんと子供と向き合って、プレイグラウンドできちんと躾をしたり、オモチャをシェアすることを教えたりしています。
悪いベビーシッターは、子供をちゃんと見ていなかったりします。
得に親が知りたいのは、悪いことをしないベビーシッター。盗みどころか、虐待なんかがあったら、取り返しがつかないですからね!
わたしも、初めて会ったママやナニーに、いろいろ教えてもらっています。
公園で始めて会ったママやベビーシッターに、どの学校が良いとか、プールはどこで習うのが一番良いなど、いろいろ教えてもらったことがあります。
知らない人同士でも、その場で仲良くなると、情報共有してくれる人は、けっこういます。
仲良くなったらプレイデートをしよう
子供同士が仲良くなったら、親が連絡を取り合って一緒に遊ぶことを「プレイデート」といいます。
プレイデートは、「公園に何時に行きましょう」という約束をしたり、お互いの家で遊ぶこともあります。
パパの育児参加が日本よりも求められる土地柄、プレイデートにパパが加わることも。
母親なしで、お父さんと子供だけのメンバーでプレイデートをすることも、珍しくありません。
公園の場所や雰囲気を見て、安全な公園を使いましょう
ニューヨークは、昔と比べてかなり治安が良くなってきていますが、それでもまだ、怖い場所はあります。
気にするポイントは、
- 公園の場所(周りに住んでいる人達は、どんな人達なのか)
- 雰囲気(何かあった時に、周りから見えやすいか。暗い雰囲気ではないか)
- 周りに変な人はいないか
などです。
まとめ
長くなりましたが、一番伝えたいことは、まぁなんとかなるということです。
安全な公園であれば、
英語が苦手でも、気にしすぎるな。(ニューヨークにはYESとNoしか言えないけど30年以上住んでる人が大勢いる!)
幼児は午前中か、午後なら3時までに帰ってこれる時間帯に行くのがいいぞ
というのが、一番のコツではないでしょうか。
ニューヨーク滞在を楽しんでね~☆
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