前回は、今までは普通の行動をしていたのに、「イェイは海外在住」を知った途端に「悪い仲間扱い」してくる人達の事例を紹介しました。
というイメージがあるからでしょう。
今回は、ニューヨーカーが「時間」について、どのように考えているかを考察していきます。
俺も守らん
そんな単純な話じゃないんだよ
ニューヨークに住んでいる私の体験が元になっているので、他のアメリカの地域とは違うかもしれませんが、
そこも踏まえて楽しんでもらえたら嬉しいです。
独特の文化があるね
ニューヨーカーは時間を守る?
たしかに日本に比べると、時間に緩かったり、予定が直前で無くなる事はあります。
いろんな国や文化から来てる人達が集まっているから、日本人が言う「常識」のような物はありません。
「常識」は人それぞれ違うよね
なので、「時間を守るかどうか」は、個人の意識によってそれぞれ変わってきます。
医者にアポをとっても、30分待つのはよくあること
やっぱり、待ち合わせの時間などは遅れてくる人は多いです。
アメリカは医者は、会う時にアポをとるのですが、
アポをとっても、20~30分待たされるなんてザラです。
いつも1時間待たせたよ
アメリカ人は待たされる事に慣れているのかと思いきや、
口コミサイトなどでは、文句を書いている人がたくさんいるし、
アメリカ人の旦那もその度に怒っているので、気にする人は気にするのでしょう。
多忙なニューヨーカーは、時間にルーズな人を避けるようになる

ただ、時間に厳しい人は、時間にルーズな人を避けますよね。
友達であろうとビジネス相手であろうと。
お金持ちって、時間単価が高い(一時間で稼げる金額が大きい)人が多いですから、
自分の貴重な時間を無駄にされたら、次は無いってことです。
時間の価値を知っている人は、時間を守らない人とビジネスしない
時間を守る人は、上質なビジネスを得る可能性が高まる
というのはあるでしょう。
だね
そんな、他のアメリカ地域よりも時間に厳しめなニューヨークですが
日本とは違う面もあります。
日本のように、「時間を守ること」が目的にならない
日本では、礼儀正しさとか時間を守る姿勢が評価されますよね。
1番に出社するから
とか、
笑顔で挨拶が一番大事
と言うようなことを、日本で働いていた時に、何度か聞きました。
ここニューヨークでは、「仕事が出来なくても、時間さえ守れば」という概念は無いです。
もちろん、時間を守るに越したことはないですよ。
でも、やっぱり結果が大事ですね~
「金持ち」と
「貧乏」の
意識の違いを見てみよう
金持ちニューヨーカーの思考
ここニューヨークで感じることは、
時間単価が高い(収入が高い)ビジネスマンの場合、
目的が「仕事をしてる風を見せる」じゃなくて、
「プロジェクトを進める」とか、「ビジネスを成功させる」という事だけを見ている人が圧倒的に多いです。
貧乏ニューヨーカーの思考
で、時間単価が低い(収入が低い)人たちは、
そもそも「時間を守る」という概念が薄いように見えます。
「相手の貴重な時間を奪う」なんて発想自体なかったり。
本一冊かけちゃうテーマだから
機会があれば、詳しい記事を書くかも
まとめ:どの国であろうと、大事なこと
日本であろうと海外であろうと、
相手の時間を尊重できる人は、そのような扱いをしてくれる人に囲まれるし、
そのまた逆もしかりってことですね。
もう行かない!!
ってなるよね
海外に住みながらも、相手の時間の価値を忘れずに生きていきたいと思います。
ただ、「時間さえ守れてれば良い」といった考え方に陥らないように注意しないといけないですね。
次回は、「アメリカ人ってアフターファイブは働かない」なんて大嘘だ~!についてです。