こんにチワワ☆
ニューヨークで妊娠・出産シリーズ第6回目は、
出産後の相部屋で出会った、個性的なお母さんたちについてです。
さすがアメリカ人、キャラが濃すぎるぜ!!!
1人目のお母さん:神経質で、祝い膳を完全拒否
出産後に相部屋にいくと、部屋にはすでに出産を終えた女性がいました。
彼女は赤ちゃんを新生児室に預けているようでした。
(他の多くのアメリカ病院のように、NYUホスピタルでは、赤ちゃんを新生児室に預けても良いし、お母さんとずっと一緒にいても良い)
出産後はいつもと違うホルモンに影響されるから、本当の性格はわからないですが、そのお母さんはちょっと神経質そうな感じ。
食事の前には、病室に食事担当の人が来て、メニュー表を渡されます。
食べたいものに◯をつけて、それを配給係の人に持ってきてもらう仕組みです。
隣のお母さんは「何もいらない」と言い、食事担当の人を困惑させていました。
出産後、最初の食事は巨大な鶏モモ肉のオーブン焼き
出産後、初めて出た食事は、大きな鶏モモ肉のオーブン焼き。
まじか。
「出産直後に、こんな大きな肉、食べられないわ~」と思ったのですが、ペロリとたいらげてしまいました。
(NYの病院食は鶏もも肉が定番なの?【アメリカで入院】胃腸炎なのに病院食が巨大鶏もも&100万円以上の請求書もチェック!)
わたしが美味しく食べている横で、
「私は食べないわよ(怒) だってどの食事も汚いんだもん。そうでしょう?」と、誰かに電話で話していました。
(注目:NYUホスピタルの食事は美味しいです)

まぁニューヨークにはこういう人、結構いますね。
ベジタリアンなのかもしれないし(メニューにいっぱい野菜あったけど)
宗教上の理由で食べないのかもしれないし、
すごくお金持ちで、食べ物は特定の農場で採れたものだけしか信用していないのかも知れないし。
(そういう人には1晩1000ドルの個室がお勧めだよ☆)
それも本人の自由です。
彼女はいつも怒りながら、次の日に退院していきました。
2人目のお母さんは、メソメソ、チュッチュ♡その全貌は…?!
最初のお母さんが退院した3時間後には、他のお母さんが入ってきました。
カーテン越しに、旦那さんと思われる男性と、女性の声がします。
「私はこんなに不幸!!あーなんて不幸!この世の終わりなくらい不幸!!!」
と言って、女性がメソメソ、メソメソ泣いています。
それを男性がチュッチュ♡チュッチュ♡しながら慰めています。
「君は不幸なんかじゃないよ。元気な赤ちゃんが、自然に何の問題もなく産まれてきたじゃないか」
「いーえ、私は不幸!!誰がなんと言おうと、不幸なのよ~~~!!!」
チュッチュ♡チュッチュ♡
永遠。。。えいえん!!!
この人達、私が横にいるのわかってやってるのかな?と思い、
少し音を立ててみると、、、
チュッチュ♡チュッチュ♡が止まった!!!!
そして、
クスクス キャッキャ♡
クスクス キャッキャ♡
(;´Д`)
まぁいいんだけどね。
声の感じからして、高校生くらいのカップルなのかな?
若すぎる出産と、ホルモンのイタズラで、精神が安定してないのかな。
だったら責められないな。
と思いました。
その男性は夜も同じ部屋に泊まっていきました。
よかったじゃん、若いカップル。今後も末永く、仲良く暮らすんだゾ★
次の日、そのカップルがカーテンを開けて出てきました。
カーテン、シャーーーーー。。。

そこには、たくましーい、たくましーーーーい女性の姿が!!!
背は170センチくらいで、骨も筋肉もがっちり、しっかり!!
しかも年上!!40才くらい!!!
わーお。これは高校生じゃないわ。
しかも抱いていた赤ちゃんの小さいこと!!
(小さ過ぎではなく、いたって普通)
(女性の存在感が大きすぎて、顔が思い出せないけど、旦那さんもいた)
あのー。。。
私、アナタの半分くらいの体で、アナタの赤ちゃんの倍くらいの子供を産んだんですけど。。。(3900グラム)
オモロすぎて、絶対に人に言いたい!と思ったアノ日
わたしが相部屋で一緒だったお母さんはこの2人のみ。
両者とも、個性的すぎるぜ!
世の中いろんな人がいるわ。
オモロイ! これ絶対誰かに言いたい!!!!
と強く思ったアノ日でしたとさ。
おしまいっ