アメリカのニューヨークで子育て中のイェイです。
3年ほど前のことですが、夜中に急に胃腸炎らしきものになり、ニューヨークのMt. Sainai病院に緊急入院しました。
アメリカで入院。。。医療費ヤバイだろうなとは想像してたのですが、
お金のこと以外にも、ビックリしたことがあったので、アメリカでの入院体験をシェアします。
胃腸炎になってから病院到着まで
寝るまでは全く症状が無かったのに、夜中いきなり大変な事になりました。(症状は詳しく書きません。まぁ胃腸炎の症状です)
トイレからベッドルームまで這って行き、寝ている旦那を起こし、 1歳の息子も連れて ER(救急救命室)に駆け込みました。
救急車は使わずに、症状が治まったすきにタクシーで行きました。(タクシーの中は汚してないヨ)
私はなぜ入院してるの?何の病気なのかテストしない
病院に着き、ERのベッドに寝かされて、看護師からケアを受けました。
ERの部屋を出て病室へと移り、若くてキレイな優しい女性ドクターに、「今夜は入院になる」と告げられました。
何時間かして、その女性ドクターと一緒に初老のベテラン男性ドクターが登場。
女性ドクターは男性ドクターに症状を報告したり、アドバイスを受けていました。上司と部下、もしくは女性はドクターは研修医だったのかもしれません。
ドクター達が何の病気なのか言ってくれないし、検査もされなかったので、「私は何の病気なの?急性胃腸炎?」と聞くと

との こと。


「こういう場合は、アメリカでは一般的に検査しないんだよ」
との答えが返って来ました!
私は『入院費バカ高いのに、検査せずに入院させるんだ!払えない人出てくるんじゃないかな』と思ったけど、当時私達は良い保険に入っていて、ほとんど全額保険会社が支払ってくれるので、良しとしました。
確かに入院が必要な体調ってのは明らかでした。検査したら検査代がかかって、もっと支払いが増えるのも嫌ですしね。
最初の食事が巨大鶏もも肉のオーブン焼き?!
病院のベッドの上で1日過ごし、ドクターと看護師さんのケアのおかげで、夜の問診の時には朗らかに話ができる位まで回復しました。
問診が終わった後、男性ドクターが唐突に

それを聞いた女性ドクターと私はビックリ!



たぶん大丈夫じゃないと思うけど…
でも私は、1年前に出産した時のことを思い出しました。
出産直後の食事が鶏肉のオーブン焼きで、さすがに無理だろと思ったけど、美味しく完食できたのです。
(【ニューヨークで出産・一人目】相部屋にいた2人の個性的過ぎるお母さんも読んでね!)
『アメリカに住んで、体の回復力もアメリカ人並みに強くなったんだろう』と思い、気が付いたらこう答えていました。

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。
。
結果はもちろん、吐いたよね。
アメリカ人並みの回復力はただの幻想でした。
(というかアメリカ人女性ドクターが焦ってたくらいだから、普通のアメリカ人だって無理だったはず)
おいおい男性ドクター、医者は胃腸炎の患者に巨大鶏ももオーブン焼きはダメってわからないとマズいのでは?(私もね!)
一番怖い医療費請求書の金額は…100万円以上だった!
2晩入院して、家に帰ってきました。
帰った当日から家事三昧。子供もまだ1歳だったし、核家族の母ちゃんは、なかなか休めませんね
(こういう時はアメリカ人は人を雇うし、私もそれをお勧めします。ただ人を探すのがめんどくさかった)
そんなこんなで忙しい日々を過ごし、入院なんて忘れ始めた頃に、恐怖の請求書が届きました。
なかに書いてあった金額は。。。。。。。
100万円超えでした!($10,000以上)
でもその当時、旦那が会社員で良い保険に入っていたので、自分たちで払った金額は大したことなかったです。(保険会社が多めに払ってくれました)
今は事業主の保険に入っています。
実は、事業主が入る保険よりも、会社員の保険の方が良いなんてことがザラに起こるのがアメリカです。
今の保険は自己負担額が大きいので、もし今入院したら支払いが、ものすごい金額になるでしょう。
保険のことを考えると、会社員って良いよねって思っちゃう。
もし旦那の今の仕事が無くなって、前の会社に戻ったとしても、給料は少なくなるけど保険の自己負担額がガクッと下がるので、それもアリかなと思うこともあります^^;
(注意:会社や仕事によって保険内容は異なります。会社員であっても、自己負担額が高い保険もあるし、保険自体が無い会社もあります。)
おしまーい!
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