こんにちは!ニューヨークで妊活中のイェイです☆
2015年に1人目が産まれ、子供が2歳になった頃から妊活を始めました。
「二人目不妊」ってやつでしょうか…
年齢的に、そろそろヤバイので、産婦人科へ不妊コンサル&検査へ行ってきました。
先にこの記事の概要を書くと、こうなります。
- 保険や予約が、かなり面倒くさい
- 日本もアメリカも同じ検査内容だった
- アメリカでは検査は看護師がやる
- クリニック内は清潔で感染の心配は無さそう
- 検査結果と請求書は後日
日本とアメリカの両方で不妊チェックをしてもらった経験から、日米の違いなんかも書いていきます。
- 2017年:アメリカで→異常なし
- 2018年:日本で→異常なし
- 2019年:アメリカの同じ医者で→今回
ちなみに今回の医者は、1人目を産んだ時にお世話になった日本人医師とは別の、アメリカ人医師です。
★この記事では、医者にかかる時に役立つ英語表現を(ピンク文字)で書いてあります。
事前準備:医者さがし・保険確認・予約

アメリカでは医者探しが大変
アメリカでは、お持ちの健康保険プランが提携している医療機関でないと費用をカバーしてくれません。
なので最初にやる事は、保険がカバーしている医者探しです。
アメリカは医者の口コミサイトが充実しているので、参考にしてみるのも良いかもしれません。
予約をとる:新規患者だと3ヶ月後なんてことも
次に予約を取りますが、新規の患者の場合3ヶ月待ちとかザラにあります。
2017年に検査してもらった医者に疑問を感じていたので、他のクリニックに10件ほど電話しました。
うち2件は私の保険プランとは提携していないと言われ、他の8件は予約が3ヶ月後でした。
そのため、以前検査してもらった医者に電話をしたら「来週OK」との事なので、予約しました。
当日:問診票を書くために予約20分前に到着

新規の患者は、問診票を書くために予約20分前に到着しておかなければいけません。
私は新規ではないのですが、前回が2年前なので、新規患者と同じ問診票を書くために早めに到着しました。
問診票の内容は、
- 病歴
- 服用している薬
- 前回の生理開始日
- アレルギー
- 症状
- 緊急連絡先
- 何かあっても訴えませんというサイン
などです。
Co-pay(自己負担の受診料 )$40払う
Co-pay(コーペイ:自己負担の受診料)40ドルを払いました。
クレジットカードだと追加料金が発生するとの事なので、現金で払いました。
待合室で診察を待つ
名前を呼ばれるまで待合室で待ちます。
受診と不妊コンサルタント

看護師に基本的なことを聞かれ、血圧を測る
看護師に名前を呼ばれ、小部屋に通されます。
アメリカでは、1患者につき1部屋与えられ、そこの看護師や医者が入ってきて診察をします。
まずは看護師に基本的な事を聞かれます。
- 身長(フィート&インチ)
- 体重(ポンド)
- 問診票と同じこと
- その後、血圧を測る
身長体重は、cmとkgしかわからなくても、ニューヨークの多くの病院では問題ないです。人種多様な地域なので相手もわかってます。
身長体重をその場で測る場合もあるのですが、靴のまま体重計に乗ったりして、けっこう適当です 笑
看護師が部屋から出て行き、患者は同じ部屋でドクターを待ちます。
ドクター受診・コンサル開始
だいたいどこも、通常30分程は待たされますが、今回は10分も待ちませんでした。
コンサル開始
受診理由や状況説明をし、持っていった基礎体温表を見せました。
私は生理周期が35日~41日と長いのですが、『排卵日の数え方が間違っている』とドクターから指摘が。

私の知識はネットで集めたものですが、このように思っていました
- 生理開始~排卵日までの期間は人によって違う
- 排卵日は、次の生理の14日前
- 生理周期が長い私の排卵日は、生理開始から21日後あたり
でもドクターは、誰でも生理開始日から14日前後が排卵日で、その後の黄体期の長さは人によって違うとのこと。
- 排卵日~次の生理までの期間は人によって違う
- 排卵日は、前の生理開始日から14日後
- 生理周期が長くても、排卵日は生理開始日から14日後あたり
ドクターが言うことが本当なら、タイミングが合っていなかったので、「そりゃ妊娠しないわな」ということになります。
でもここで疑問が。
家に帰ってネットで調べると、やっぱり他の産婦人科の先生は、生理周期が長い人は排卵日も後ろにずれるって書いてるんですよね。
自分の基礎体温表を見ても、排卵検査薬のピークを見ても、生理開始から21日前後が排卵日っぽいし。
排卵検査薬は2ヶ月くらいしか使わなかったので、データとしては足りないのですが。
しかもPMSのイライラは生理開始から21日目くらいなんですよね。
帰ってからAmazonで新たに排卵検査薬30個買いました。自分で確かめにゃならん。
追記
他の産婦人科へ行き、排卵日について相談した所、生理周期が長い場合、排卵日は後ろにずれるとのこと。
とのことでした。
ほらねー!!!
追記終わり
不妊検査

次は検査です。
保険が効かない$200追加の検査をやりたいか聞かれましたが、何度も来るとその分時間やCo-payがかかるので、私は全部やることにしました。
検査着に着替える
検査のため、服を脱いで検査着を着ます。
着替えの最中は、医者も看護師も部屋の外に出ます。
どこまで脱ぐかは、看護師が部屋を出る前に教えてくれます。
検査着は、ペラペラの紙で出来ていて、エプロンみたいに後ろが空いた状態で着ました。
こちらの用意ができた頃に医者が入ってきて、検査開始です。
ニューヨークの産婦人科でやった不妊検査の内容

今回やった不妊検査は、以下になります。
- 膣、乳がん、甲状腺の内診・触診
- 超音波(経膣法)
- 超音波(深触子)
- 血液検査
- *今回は尿検査はありませんでした。
詳しく説明します。
膣、乳がん、甲状腺の内診&触診:清潔だし、痛くなかったよ
日本の産婦人科でも検査を受けたことがあるのですが、内容はほぼ一緒でした。
産婦人科のアノ椅子に座り、ドクターが以下の内診&触診をしました。
- 膣
- 乳がん
- 甲状腺
アメリカではちゃんと新しくて清潔なゴム手袋をしてやるので、衛生面は心配ないと思います。(膣触診で1つの手袋、乳がんと甲状腺の触診で別の手袋に変えてたよ)
膣の触診(Pelvic exam)は何やってるか見えませんでしたが、金属が当たった感触がありました。
何かされる前に「今から◯◯しますよー」とか「器具があたりますよー」とか言われます。
一度チクッとした事があったけど、それ以外は痛くなかったです。
経膣超音波検査と深触子超音波検査(ウルトラサウンド) & 血液検査
その後、ドクターは部屋を出て、看護師による以下の2種類の超音波検診(ウルトラサウンドUltrasound)です。
- 膣の中に入れる経膣超音波検査
(英語:transvaginal ultrasound 略してtvs) - お腹の上から見る深触子(英語:ultrasound probe)
超音波検診をすると、sonogram(ソノグラム)と呼ばれる画像が出来上がり、それを見て判断します。
前回もそうでしたが、経膣法をやる看護師と深触子をやる看護師がそれぞれ違い、役割分担があるようでした。
最後に血液検査(Blood test)をして、おしまい。
検査後はドクターと話す(その場でわかった検査結果など)

検査を終えたら、また部屋に1人にされて、自分の服に着替えます。
ドクターが入室してきて、内診や触診、超音波など、その場でわかった検査結果だけ教えてもらいます。
血液検査は数週間後に結果をメールで送ってくれるとのことです。
アメリカでは検査結果はメールか電話で教えてくれるので、再院しなくて良いのが嬉しいです。
(検査結果が悪い場合は、来てくださいと言われます)
選べるのなら、私は電話よりもメールをお勧めします。
英語が母国語でない私達にとって電話で理解するのは難しいし、メールだと後から見返す事が出来るからです。
検査日は生理1日目だったのですが、「生理が始まって3週間後にちゃんと排卵しているか診るから来て」と言われました。
(実は検査中に「生理が始まりつつある」と言われて、その日の夜に生理が来ました)
ドクターは「3週間後に排卵してなかったら薬を使う」と言ってましたが、私自身はどうするか考え中です。
これで検査&コンサルは終わりです。
チェックアウト(お会計)

部屋を出て、待合室で呼ばれるのを待ちます。
支払い合計:$246+
支払いをします。
Co-payは受診前に支払いましたが、今回は追加検査をしたので、更に$200ドル払いました。
現金を持ってなかったので、クレジットカードで払い、手数料$6取られ、合計$206でした。
次回の予約をする:3週間後に排卵されてるか診る
次回の予約を3週間後にして、帰りました。
数週間後に送られてくる検査結果を確認
2~3週間後に検査結果がeメールで来るとの事なので、待ちます。
まとめ:日本とアメリカの不妊検査の違い

日本とアメリカの同じところ
- 検査内容
- 清潔感があって、感染の心配は低い
- なかには意地悪な受付スタッフがいるクリニックもある
日本とアメリカの違うところ
- 医者の口コミがネット上で充実してる
- 看護師が検査
- 患者1人に1部屋与えられる
- 日系クリニック以外は全部英語
- あとから2~3通くる請求書が怖い
こんなもんでしょうか。
最後の請求書については、事前にちゃんとネットワーク内の医者を調べておけば、そこまで怖がらなくても大丈夫なはずです。(受ける治療によるけど)
請求書と値段について:全部わかったら報告します
Co-pay支払ったのに、あとからなんの請求書が来るかと言うと、血液検査のラボ費用(検査機関への支払い)などです。
お使いの保険によって値段が変わってきますが、参考までにいくらだったか報告しますね。
医療とかお金が絡んでくると、結構怖いと思いますが、この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になったら嬉しいです♪