アメリカの恋の進め方は、日本のとは全然違います!
違いを知らないと、お互いに誤解をしたり、
うまく行くものも、うまく行かなくなってしまう!!!
そんな悲しいことって、ないですよね。
アメリカで恋愛の荒波に揉まれてクチャクチャになったイェイです。
それでも最終的には、最愛の人と国際結婚したので、
みなさんが幸せになれるように、知識をシェアします!
出会い方は、オンラインでもオッケー!
アメリカでの出会いは日本と同じように、学校、職場、趣味、道端、ナイトスポットなど色々ありますが、
オンラインでも恥ずかしいことではないという認識です。
誤解ポイント:「ハニー」と呼ばれても、特別ではないかもしれない(涙)

日本よりも他人に対してナイス(親切)にすべきという観念があるし、知らない人に話しかけることへの抵抗が低いアメリカ人。
なので、目があった時にウインクや笑顔をくれたり、それほど親しくなくても「ハニー」と呼ぶ人もいます。
「ハニー」と呼ばれて、「え?!何?あの人、私(僕)に恋してるの?!ドキドキ」と勘違いしないように。
特別な意味がないことは残念ですが、人に対してナイスにする心意気と表現方法を学ぶ機会だと思いましょう。
最大の混乱ポイント:デート期間は、相手が他の異性とイチャイチャしていても、文句を言う権利はない
アメリカには「デート期間」(dating)という物が存在します。
異性(または同性)の2人が、映画に行ったりディナーに行ったりする期間です。
これが日本人が一番混乱するポイントです!
なんと、定期的にデートをしていても、日本で言う「付き合っている」とはいうわけではない可能性が高いです!
日本では、特定の2人が他の人を交えないで定期的にデートをする関係になると、その2人は「恋人同士」で「付き合っている」ため、「他の異性とデートをする」のは「浮気」であり「イケナイコト」という認識。
アメリカの「デート期間」というのは、
「あなたのことは、恋人候補として検討していますよ。
あなたと私はお互い恋心が芽生えそうだから、お友達とは違う感じで会いましょうね。
でもお互い、他にもっと良い人がいるかもしれないよね。
他の人とも試してみるのは、私の権利だよね。」
という期間。
なので、相手が他の人とデートをしていても、公園のベンチでイチャイチャしているのを偶然見ちゃっても、文句を言えないのです!!!

愛の告白は、無い⁉
デートを重ねても、「正式な恋人同士」(他の人とデートはしない約束の関係)とは限らない。
正式な恋人同士になる時も、「告白」があるとは限らない。
というより、告白なんか、無いことが多いです。
自分たちがどんな関係なのか、混乱しますよね。
アメリカ人同士でも、自分たちの関係が、今どうなのかを探り合ったり確認することもありますが、それはとても勇気がいることです。
本気なのか、お試しなのか、遊びなのか…直接聞かなくても、関係を知るヒントがあるぞ?!
でも直接聞かなくても、相手の本気度を知る、ヒントがあります。
相手がアナタを、正式な恋人として見ているかどうかを知るヒントは、
相手がアナタを、友達や親に紹介する時に、「彼女(彼氏)の、〇〇さん」と言われるかどうかです。
注意:家族に紹介=結婚を前提にお付き合いしているということではない
ちなみに、日本では「異性の友達を実家に連れてきた≒結婚させてください/真剣にお付き合いさせていただいてます」という場合がほとんどです。
でも、アメリカでは同性・異性関係なく、友人を親に紹介するということはとても気軽に行われています。
実家に連れて行ってもらえたからといって、正式な恋人とは限らないから注意が必要です。
関係によって使い分ける言葉リスト!こう言われたら、アナタは正式な恋人だ!
育った文化や宗教によっても変わってくるので、一概には言えませんが、多くの人が、関係によって使い分けている言葉を紹介します。
深い関係でなくても、親しみを込めて呼ぶ時
- baby
- honey
- darling
- sweetie
- beautiful など
正式な恋人同士の時に使うフレーズ
- exclusive
- in a relationship
- She is my girlfriend
- He is my boyfriend
夫婦や家族に言う言葉
- I love you.
冒頭でも書きましたが、海外初心者がよくする勘違いに
「ハニー」とか「ベイビー」と言ってきた相手と、恋愛関係にあると思いこむことがよくあります。
彼らにしてみれば、親しみを表現しているだけです。
私はバス会社の女性職員にバス停の場所を聞いた時、
「ハニー、あそこに看板が見える?あれがバス停よ!」と言われたことがあります。
そのように、同性の初対面の人に使ったりするくらい、「ハニー」というのは、恋愛以外にも使う表現です。
デートという言葉は、どの関係でも使うよ!
ちなみに異性2人で遊びに行く意味での「date」という言葉は、
デート期間であろうが、正式な恋人だろうが、夫婦だろうが、関係なく使います。
旦那様が「dateしよう!」といった時に、
「私達デート期間に戻ろうってこと?!」と勘違いしないでください。
結局アメリカって、いろんな国から来てる人達の集まりだから、その人によって違う。相手にちゃんと確認しよう!
これを言ってしまったら、元も子もないけど、
「アメリカ」と一言で言っても、色んな国出身の人達の集まりなので、結局みんなそれぞれ違うんです。
宗教もいろいろだし、一夫多妻制の国出身の人もいるしね。
ちゃんと恋人の価値観を確認しましょう。
アメリカってまわりくどいね。
アメリカって、もっと「パッ」とわかりやすい国だと思っている人が多いですが、実はこんなにまわりくどくて、わかりにくいのです。
アメリカ人同士でさえ、探り合っています。
特にぜんぜん違う文化で育った日本人は完全に戸惑ってしまいます。
どこの国にもいるけど、
「言葉の魔術師か?!」とツッコミたくなるような言い回しで、関係をごまかす、異性関係にルーズな人もいます。
そんな人ばかりではありませんが、悪い人にはひっかからないようにしましょう!

子供が出来ても、ニューヨーカーはなかなか結婚しない!
ニューヨークでは、子供が出来ても結婚するとは限りません。
理由は、
- 離婚率が多いから結婚なんて意味ない
- いつまでも恋人のようでありたい
- 若すぎる
- 経済的に結婚しない方が楽
- 相手が親としての〇〇に欠ける
- 宗教上の理由
- 紙切れ一枚に縛られたくない
- 一人の人に縛られたくない
- 自立していたい
様々な理由があります。
高齢カップルは珍しくない
アメリカでは、中年、高年でも、独身なら恋人がいることはめずらしくないです。
子供がいても、高齢になってから新しく出会った人とカップルになったり、
若い頃から付き合っていて、何年も事実婚のようなカップルなど、
いろんな人がいます。

日本で産まれ育った私自身はどうしたか。
私は、アメリカの恋愛のルールは突っぱねました。
他の女性とデートする相手なんていらなかったし、「告白」無しで付き合わなかったし、いつまでも彼女でいさせるのは受け入れずに、結婚しました。
なぜならそれが私の価値観だからです。
「古いタイプでごめんなさいね。嫌なら他をあたって」という感じ。
このように、アメリカの一般常識とは反対のやり方を、突き通すこともできます。
わたしがアメリカの風習に習わなくて、自分の価値観で進んでいっても、誰も文句をいいません。
なぜなら、アメリカでは、「確固たる意思を持っていること」が良いことだからです。
アメリカでは、「確固たる意思」が良しとされる。自分が何を欲しいかがわかっていることが大事
「She knows what she wants」(彼女は何が欲しいか知っている)
というのが大事なのです。
私の確固たる意思は「男女関係において、曖昧、ごまかしは受け付けません」というものでした。
悪いことでない限り、少数派のやり方を選んでもよいのがアメリカ。恋愛も自分が一番よいと思うやり方を貫くのも手
特にニューヨーカーは、他の文化を持つ人達に慣れているので、悪いことでなければ、アメリカ以外のやり方を貫き通しても理解を得やすいでしょう。
おしまい!
