夏が終わり、インフルエンザのシーズンが近づいてきましたね。
今年もアメリカでは、インフルエンザの予防接種が始まりました。
アメリカの薬局でインフルエンザ予防接種を受ける時の手順
を説明します。
ちなみにインフルエンザ予防接種のことをアメリカでは「Flu shot(フルショット)」と呼びます。
アメリカでインフルエンザ予防接種(フルショット)を受けれる場所:薬局、クリニック、総合病院など
アメリカでは、インフルエンザ予防接種を受ける場合、一般的に以下の場所で受けられます。
- 町の小さなクリニック
- 総合病院や大学病院など、大きな医療機関
- 薬局
今年、私はCVSで打ちましたが、Dueane Readeで打った経験もあります。
私の感想は。。。どちらもあまり変わらないです。
CVSで受けた理由は、たまたま場所が便利だったからです。
なかには、特定の病院で打って、証明書を会社に提出しなければならない職場もあります。
薬剤師が注射を打つことが出来るアメリカ!
なんとアメリカでは、ほとんどの州で、薬剤師が予防接種を打つことができるんです!
日本人のわたしは、「なんだか怖い」と思ってしまうのですが、
けっきょく便利さに負けて、薬局にお世話になっています。
価格は?保険や薬局、医療機関によって、$0~有料まで

フルショットは、ほとんどの健康保険で、無料で受けられます。
でも、保険プランによって、支払いが発生する場合もあります。
フルショットをどの薬局/医療機関で打つかによっても、値段が変わってきます。
たとえば、Aさんの使っている健康保険のプランだと、ニコニコ薬局(仮名)では無料だけど、ウキウキ薬局(仮名)では、有料とか、
Bさんの使っている健康保険のプランだと、ピンピン病院では無料だけど、ニコニコ薬局もウキウキ薬局も有料とか。
あなたの保険プランではどうなのかを、保険会社か、薬局/病院で確認してください。
2019年の追記:保険が効かないDuane Readeで打とうとしたら$25だった
[この記事を書いた1年後である2019年9月に追記を書きました]
今年もインフルエンザ予防接種を受けようと、近所のDuane Reade(大手薬局チェーン店)に行きました。
そこは私の保険でカバーされない薬局でしたが、「Free Flu Shot(インフルエンザ予防接種・無料)」という広告が貼ってあったので、行ってみました。
結局、保険が効かないので$25と言う事でした。
ーーーーー追記終わり
アメリカの薬局CVSでフルショットを受ける流れ(予約不要)

病院でも受けられますが、多くの大手薬局チェーン店は、予約がいらないため、気軽に打つことができます。
私はいつもDuane ReadeかCVSで10月~11月くらいに打つのですが、並んだことはありません。
でも、インフルエンザがピークになる頃には、ワクチンが足りなくなることもあります。
私が今年、CVSでフルショットを受けた手順を紹介します。
薬局によって、手順が違う場合もあるので、ご参考までに。
1.保険会社に、どこの薬局/医療機関がいくらかを確認する
さきほど書いたように、
お使いの健康保険プランによって、値段が違います。
料金が心配な人は、事前に保険会社へ確認すると安心です。
(1つの健康保険会社でも、プランによって価格が変わります)
2.prescriptions(処方箋)のカウンターへ行く
予約は必要ありません。
薬局に入ったら、一般のレジではなく、店の奥にある「Prescriptions」と書かれたカウンターへ行きます。
「Prescriptions」とは、「処方箋」のことです。
医者から処方された薬をうけとる場所です。
注意: 24時間営業の薬局でも、Prescriptionsカウンターが開いている時間は昼間だけ、ということが多いです。
3.保険証を見せて、フルショットを受けたいと言う
カウンターの中には、白衣を着たスタッフが、2~3人います。
スタッフに、「フルショットを受けたい」と伝えましょう。
英語では、
I would like to get a flu shot today.とか、
もっと簡単に、
Can I get a flu shot?でもいいです。
- I would like to get a flu shot today.
- Can I get a flu shot?
インフルエンザ予防接種を受けたいのですが。
4.保険証を提示し、料金の確認をする
スタッフから、名前や誕生日などを聞かれ、保険証の提示を求められます。
その時に、料金がいくらかかるかを聞きましょう。
5.問診票に記入して、サインをする
スタッフから、問診票を渡されます。
問診票には、自分の名前や連絡先、病歴、アレルギー、今日の体調など、他にもイロイロ質問が書かれています。
注意事項を読んで、了解したらサインをします。
6.15分ほど待つ
処方箋カウンターの前には、椅子が何脚かあるので、そこで15分くらい待ちます。
店内をウロウロしても良いですが、スタッフから名前を呼ばれた時に、聞こえる場所にいることが大事です。
7.その場で注射!絆創膏ペタ
薬剤師が、利き腕ではない方の腕に、注射をします。
右利きを英語で言うと、right-handed
もしくは、righty(ライティー)
左利きを英語でいうと、left-handed
もしくはlefty(レフティ)です。
右利き:right-handed、righty
左利き:left-handed、lefty
まぁ言えなくても、聞き取れなくても、
打ってほしい方の腕を指せば、わかってもらえます。
注射は、痛かったり、痛くなかったり。
これって、注射する人が上手か下手かによるのかな?
痛くなかったら、ラッキー☆
8.有料であれば、支払いをする
最後に、Prescriptionカウンターの支払い場所で、支払い作業をします。
と言っても、ほとんどの場合が$0です。
(保険によって、支払うこともあるかもしれません。最初に確認してください)
注射をしてくれたスタッフに、「これでおしまい?もう帰っていいの?」と聞いたら、「帰っていいよ」と言われたのに、
その直後、支払い担当の他のスタッフから呼ばれ、$0の支払い作業をさせられました。
支払い作業は、名前を再確認されて、$0と書かれた領収書をもらうだけでした。
去年は、注射を打って、薬剤師が「帰っていい」と言ったから、そのまま立ち去っちゃったけど、
本当はこれをやらなきゃいけなかったのかな?
9.おしまい
これでおしまいです。
全ての作業は、Prescriptionsのカウンターで済んでいるので、一般のレジは素通りして、家に帰って良いです。
受けた後の注意事項は、特になし。
わかってるのに、毎年、薬局で同じことを質問する、しつこい心配性のイェイちゃん。
質問と答えは、
- お風呂は当日入って良い?→OK
- お酒は?→飲みすぎないならOK
- 運動は?→しすぎないならOK。
これは、どの薬局で聞いても、同じ答えでした。
受けた後の感想と体の変化
当日と、その後2日間ほど、ちょっとボーっとして、体が熱くて眠かったです。
でも実は、良く寝れて嬉しい。
3日目からは、通常に戻りました。
ワクチンが体にどう影響するかは、個人差があります。
全く何も感じない人もいるし、もっと体調が悪くなる人もいるようです。
よーし、フルショット終ったぞー!
もう今年は、注射を怖がらなくていいぞ!
じゃあ、遊びに行こう!
へいへいほー!
