ニューヨークに住んでる日本人(駐在妻じゃない方)のアルアルが
髪を1年以上切ってないって事。
ニューヨークには、日本人の美容師が溢れているって噂に聞いたけど、
どこにいるの?という感じ。
私が言ってるのは、安い値段で切ってくれる日本人美容師さんね。
ニューヨークの美容院は、高い$
日本人美容師は、高い
日本人の美容師さんは上手だけど、総じて単価が高い。
髪を切るだけで、税金とチップ入れて8000円は軽く超えちゃう。
違う人種の美容師には、日本人の髪は難しい?!
だからといって違う人種の人がやってる美容院に行くと、
髪質が違うからしょうがないのかもしれないけど、
なんていうか。。。質が。。。
これで5000円も取るの?!
日本で近所の1500円カットに行ったほうがよっぽど上手だよ!ってくらいのクオリティ。
何が言いたいかっていうと、
日本人美容師さんって、なんだかんだ言って最高!!
海外では日本ほど小奇麗にしなくても、まぁOK
そんな私と同じ悩みを持った美容院難民(日本人)が溢れてるニューヨーク。
でも1つ救いがあって、日本ほど小奇麗にしていなくてもOKというか、
ニューヨークでは、髪の毛はボリュームあってナンボ!みたいな美的感覚があるから
1年や2年切らなくても、ある程度長さがあればそれもまたスタイル☆
ってのを貫き通せるというのも、あるにはある。
そうは言っても、長さやボリュームがあると洗いにくいし、乾くのに時間がかかる。
毎晩大量の髪の毛と格闘するのがとてもメンドイので、たまに切ろうと思い立つのだが
髪の毛を切るのに1万円近い値段を出す事に躊躇(ちゅうちょ)してしまう。
(大人の女性なのに!マンハッタンに住んでるのに!!!貧乏性は治らない)
東アジアの人がやってる美容室なら、人種や髪質が似たようなもんだし安いし→間違い
日本人と同じような髪質だろうから、東アジア系の美容院ならどうだ?!と日本から近い国々の美容師さんがやってる所に行くと、
安いんだけど、安いなりに色々ある。
事例1:ツートンカラーにされ、同じ色だと言い切られる
ある時、ニューヨーク郊外にある、日本のお隣の国*のおばちゃんがやってる美容室で
リタッチじゃなくて、バージンヘアから髪全体の色を染めてもらいました。
(「どの国は悪い」とか、そういう事を言いたいんじゃなくて、「日本人と似た髪質の東アジアの国」ってことを言いたかっただけなので、あえて国名を出さずにお隣の国*という表現を使っています)
出来上がった後、髪を見たら、なんだかテッペンだけ色が明るいような。。。?
明かりが上からあたってるからかな?と、自分を騙そうとしたけど、騙せないくらい。
固まっている私を不思議に思い、その場に居た知らないお客さんが、私の頭を見た途端、叫びました。
「この子、根本と全体のカラーがぜんぜん違うわよ!!!」
他の(知らない)客や、スタッフが私の周りに集まってきて、口々に
「色が違うねぇ。」「絶対に違うよねぇ」
と、本人(私)を差し置いて話してる…
うん。これは確実に3トーンくらい違う色だね。
なんならオレンジと黄土色くらい違うね。
それでもおばちゃんは「同じ色だ」と言い張り、
結局最後にはおばちゃん、私に向かって「営業妨害だ!」くらいなこと言い始めまして。
ひどいね、おばちゃん。
って思ったけど、おもいっきりチップを通常額、置いて帰ってきたことがあったっけ。(そこでチップなし!ってのが出来ない小心者)
事例2:前髪サイド切られすぎて、顔丸出し
また別のニューヨークの美容室で、日本のお隣の国*のおっちゃんがやってる所では、
「ボブにしてください」って言って、英語が通じず、
夏目三久ちゃんの「退社」の文字を見せながら可愛く笑っている写真を見せて
この髪型にしてくださいって言ったら、
「この髪型はアメリカでは「ピーチ」って言うんだよ」
と教えてもらって、おっさん髪切り始めた。
「そうかー。ピーチかぁ。
桃尻娘とか、ピーチ姫とか、桃の節句とか、桃って女の子を表す表現だよね。
どんなピーチっ娘ににしてくれるのかな♡」
なんて思いながら、おっさんが切り終わるのをワクワク待っていたのですが、
全部終わった後、メガネをかけたら、いたよね。そこに。
阿佐ヶ谷姉妹。
そういえば、前髪切ってる時に、横を切り過ぎてる感があった気がする。
前に美容師の友達が、「前髪は黒目の端より先は切らないで」って言ってたの、覚えてる。
切ったよね。頬骨の端っこまで。
うん、でもこれくらいの事はあるかな、ニューヨークなら。
事実を飲み込んで、家に帰った。
事例3:出来上がりは、美容師の腕だけじゃない?!
そんな過去を持っている私は、
今度は日本人の激安美容師さんを見つけ、性懲りもなく、また夏目ちゃんをオーダーした。
出来上がったのは、
中瀬ゆかり女史。
うん。。。中瀬親方。。。好きだから。
う、れ、し、い…涙
もしかして私、夏目ちゃんにはなれないの、かな?
顔とか、体型とか、
うん、わかってっから。
それでもプロの美容師さんに夢を託したいっての、乙女心じゃん?
帰り道は、懐メロ歌うしかないよね。
同じなーみーだがキラリ~☆