安全対策・犯罪防止

海外で危険!人前で札束を数える日本人:犯罪にあわないコツと対策を伝授

海外の野外でゆっくり札束を数える女性とそれを見る人達の絵

こんにちは!

子供の頃は、海外とは全く縁がなかったイェイです。

そんな私ですが、20代後半にはニューヨークに単身で留学をしました。

日本人とは違う価値観の国で、手探りでどうにか生き残ってきましたが、

そんな海外音痴バリバリだった私でも驚いてしまうような危なっかしい日本人を、ここニューヨークでたまに見ます

  1. 日本人がやりがちな間違いを知り
  2. 海外でやって良い事と、いけない事を学び
  3. こんな時にどう行動すべきかを一緒に考える

ことにより、海外で安全に過ごす方法を知ってほしいと思い、この記事を書くことにしました。

知識は力なり。知ってるだけでも安全度がグーンと上がるよ!

海外旅行、駐在、留学に行く方に、ぜひ読んで欲しいです☆

PC

野外で札束をゆっくり数える高齢日本女性。もっと危機感持ってー!!

週末のぽかぽか晴れた平和なある日の午後、

自由の女神がある島へ行くフェリーが出ている港、バッテリーパークで犯罪に合いそうな日本人女性を目撃しました。

ニューヨークでは、観光客が多い場所ではストリート沿いに露店が出ていることがあるのですが、

ある高齢の日本人女性が、露店で買物をしていました。

なぜ、大勢いる観光客の中で、私がその人から目が話せなかったと言うと、

その日本人女性は、札束を白昼堂々と鞄から取り出し、店員の前でゆーっくり「1まーい、2まーい」と新品のお札を数えていたからです。

そんな事したら、悪い人に狙われちゃうよ~!
みんなの視線を集めちゃってるよ~

まずは、例の日本女性の失敗から見ていきましょう。

失敗1:海外では、多額の現金を持ち歩くのは危ない

海外は日本よりも危ないです。

日本でやって問題ないことでも、海外でやると犯罪に巻き込まれやすくなる行動があります。

その1つが、「財布の中に多額の現金を入れていること」です。

理由は、現金は誰でも簡単に使えるので、スリや強盗に狙われやすくなるからです。

失敗2:海外では、人前で札束を出すとスリや強盗に狙われやすくなる

その女性は、人前で札束を数えたことによって、周りの人達に多額の現金を持ち歩いている事を知られてしまいました。

さらに悪いのは、そこが露店だったということ。

道行く人々は誰でもその光景を見ることが出来たのです。

店内であれば、ホームレスや、商品を買うお金が無い人達は入ってきませんが

お金が無くて困っている人にも見られる可能性があるので、屋外で札束を数えるというのはとても危ない行為です。

では彼女はどうしたらよかったのでしょうか。

対策1:海外では、札束を人前に出さないで!

財布や現金、クレジットカードをむやにみ人前で出すのは危険です。

特に多額の現金を道端で出すと、「この人はお金を持っているけど、簡単に盗めそう」と思われてしまいます。

対策2:露店では特に注意して!

青空市場と言えば聞こえは良いのですが、外で物を売る人達の中には、営業権を得ないで違法に商売をしている人もいます。

たとえお店の人は良い人でも、道を歩いてる悪い人に目をつけられるかもしれません。

私なら、たとえ建物の中であっても札束を鞄から出しません。

鞄の中で数えて、必要な枚数だけ取り出して店員に渡します。

というか、そもそも札束は持ち歩かない方が良いです。

じゃあどうやって支払いをするかと言うと、私はクレジットカードを使います。

対策3:海外では、現金よりもクレジットカードやトラベラーズ・チェック(T/C)の方が安全かも

私がニューヨークの街で支払いの時にどうしているかというと、基本クレジットカードです。

店によっては、何ドル以上の買い物でないと、クレジットカード手数料が取られるという事もありますが、

手数料を取らない店では、$1であってもニューヨーカーは躊躇なくクレジットカードを使います。

現金のみ(Cash only)の店もあるので、少額の現金も持ち歩きます。

日本人は危機管理能力が甘いから狙われやすいと心得よ

なかには、「海外慣れしていなくて危機管理能力が低い日本人観光客」を狙った悪党もいます。

あと、日本人は現金をたくさん持っているというイメージもあるので、更に狙われやすいです。

日本人ぽくない、現地の人っぽい服装にしていたら、犯罪を免れたという体験はコチラ⇓

雑誌に載ってる奇抜なファッションじゃなくて、現地に足を着けて生活しているリアル・ニューヨーカーの服装も参考にしてください⇓

また、海外のお札はボロボロな事が多いです。

新札を大量に持っていると、いかにも旅行者っぽいです。

私の反省:危険と言うことを、お伝えしたほうが良かったのか…

困惑している人形

例の日本人女性に「外で札束を出したら危ないですよ~」と言おうかどうか相当悩みましたが、

「ただでさえ海外に来てテンパっている時に、見ず知らずの人に注意されたら動揺マックスになって逆効果かな」

と思い、その時には何も伝えませんでした。

今でもその判断が正しかったかどうかはわかりません。

あのおばあさん、無事日本に帰れたかな…

何年たっても忘れられません。

まとめ:海外では、現金の取り扱いに注意。基本を守っていれば犯罪に合う確率は減るよ

海外では、現金を持ち歩くなら、他人に知られないように工夫することが大事です。

コツは

  • 札束を他人に見せない
  • お金を出す時は、いくら入っているかが外から見えないように
  • クレジットカードやトラベラーズ・チェックも検討する

色々怖いことを書きましたが、ニューヨークに10年住んでいる私自身は、スリや強盗にあったことはありません。

基本知って守るという事が大事だと思います。

こんな初歩的なミスする人、本当にいるの~?

と思った方もいると思いますが、

ご高齢の方や、海外に全く縁が無かった方は、全然わからないものなんです。

もし海外初心者で、「危ないな~、やりそうだな~」という方が身近にいたら、この記事をシェアしてくれると嬉しいです

皆さんの海外旅行が、安全で楽しいものでありますように☆