どーもどーも!
ニューヨークのイェイちゃんです。
今でこそ、マンハッタンでオホホと暮らしているワタクシですが
(うそ。髪振り乱してウッホホと暮らしている)
幼少の頃は、自然の中でいかにサバイブするかを日々研究していました。
たとえば、実家の庭の池には、石臼が置いてあったのですが、
そこでクルミやドングリをゴリゴリ潰して、それをサランラップでクッキー型に形成し、
そのままオーブンで焼いて、サランラップが溶けたり、
2回目はサランラップを外して焼いて、美味しく食べたり
(あれ?ドングリって毒あるよね?!)
泥団子を作っているうちに、美味しそうに見えてきて、ペロッと舐めてみたり、
そこら辺に自生している、木の葉や草を口に放り込んでみて、「毒だ!」と思ったその味こそが、
将来出会う「パクチー」の味だったり。
その時の経験から、オーブンにサランラップを入れちゃいけないとか、
やっぱり大人の言うように、泥団子は食べ物じゃないとか、
自分が「毒だ」と思うほどの味でも、大人になったら美味しいって事もあるなど、
自然からイロイロ学びました。
まぁ、みんな一度はやることですよね☆(やっちゃダメだよ!)
そして、ここマンハッタンで、そんな日々を思い出すお菓子を見つけました。
これ、石臼くるみクッキーに見た目がそっくりじゃん!!!
これ高いんです。
3つ入りで$3.99(430円くらい)。
この一粒が100円以上するの?!
見つけて1年くらい見て見ぬふりしていましたが、ついに買いました。
だってこの一袋で、幼少期の味が蘇るかもしれないんだよ?!
さぁ、試してみよう!

パクっ
ん?
ココナッツの香り。。。甘くなくて、結構あぶらっぽい。
サクッとはしなくて、グニャッて感じ。
クッキーと言うより、プロテインバーのような食感。
噛んでると、そのうちゴマのような物が歯に残る。
これ、ゴマじゃなくて、ココナッツだわ!(そりゃそうだろ)
これは。。。幼少期の味じゃない。ちーん
まぁしょうがないよ。
誰も石臼でクルミは挽かないもん。
あれ?ちょっと待って。
アレは本当に石臼だったのかな?
本当は、灯籠の一部だったんじゃないの?
そして、わたしちゃんと水道水使った?
池の水使ってなかった???
。
。
。
なるほど!だから私のお腹は、海外の貧困地域出身の友達のお腹よりも強いんだネ!
メキシコ旅行に行った時も、他の人はゲ◯ピーになったのに、
私は帰ってくるまで、お腹壊さなかったんだワ♫
子供の頃、間違えて本物の毒を食べて死ななくてよかったよ。
幼少期の味には出会えなかったけど、
自分のルーツに出会えましたとさ。
おしまいっ!