最近はYou Tubeや幼児教育の教材で、アメリカ版ABCの歌を聞く機会も増えてきたので、ご存知の方も多いとは思いますが
アメリカ人が歌うABCの歌って、日本の学校で習ったのと違うんです!
音程は一緒だけど、アルファベットの歌い方(歌詞)が違います。
いきなり速くなったと思ったら、次はゆっくりになったりして、なんだか子供が歌っていても格好良いんです。
今回は、本場アメリカ人のようにABCの歌を歌う方法についてです。
Youtubeでアメリカバージョンを聞いてみよう
まずは、アメリカバージョンのABCソングを聞いてみましょう。
アメリカのABCの歌は、こう歌います。
黒字: 音程
赤字: 日本語版 歌のアルファベット
青字: アメリカ版 歌のアルファベット
薄青字: アメリカ版 歌の発音




途中いきなり速くなって、最後ゆっくりになる
最初にアメリカバージョンを聞いたときは、違和感ありまくりでした。
なんで急にスピードアップして、帳尻合わせるように最後無駄にゆっくりになるの?!と思ったものです。
日本語バージョンはずっと同じ速さなので、英語を覚えるには良いよなぁ。とすら思いました。
でもアメリカ版に慣れると、歌っていて楽しいんですよね、これが。
コツは、「LMNOP」の部分。急に速くなる
上の図を見ると、「LMNOP」の部分の発音が「エレメノピー」になっていますよね。
これはどういうことかと言うと、英語は早口になると、前の音と後ろの音を繋げて発音することがあるのです。

詳しく説明すると、
「エル」と「エム」の「ル」と「エ」が繋がって、「レ」の発音になってます。
これは歌だけでなく、実生活につかう英語でも起こる現象です。
英語は、早口になると、繋げて発音する
例えば、Can I go? 「行ってもいいですか?」という文。
普通に読むと「キャン アイ ゴー?」ですね。
でも実際は、「キャナイゴー?」と聞こえます。
キャンの「ン」とアイの「ア」がくっついて、「ナ」という音になってるんですね。

ローマ字にするとわかりやすいかも。
一見、難しく感じますが、慣れたら簡単に出来るようになります。
むしろ繋げたほうが簡単なので、ちゃんと発音しなくなります。いわゆる「口が怠けちゃってる現象」が起こります。
歌の最後の部分
アルファベット最後の「Z」の後の歌詞は色んなバージョンがありますが、ニューヨークに住んでいる私が一番よく聞くのは、以下の歌い方です。
- Now I know my ABCs,(さぁ、これが私のABCだよ)
- Next time won't you sing with me?(次回は一緒に歌おうよ)
言葉を繋げる技術をマスターすれば、日本語も英語も早口言葉が上手になります。
おわり!
