ファッション

【ハロウィン・コスチューム】絶対に知らなきゃいけない国際ルール7つ

ハロウィン自体が、日本人にとっては新しいので

まだ知らない人が多いのですが、

国際人は絶対に知っておくべきコスチュームのルールがあります。

 

外国人も参加するイベント主催者や、海外で子育てしている方は、必読です

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ハロウィンのコスチュームには、ルールがあるぞ。

ハロウィーンコスチュームで着るべきでない服装、顔を隠す忍者と、特定の民族衣装と、体の自由を奪うマントの絵

あまり厳しいことを言うと、楽しくなくなっちゃうのですが

ハロウィンという国際的なお祭りに参加する上で、

「知らなかったばかりに、大きな問題になってしまった」

という事態をさけるために、今回はちょっと真面目な記事を書きます。

着るべきでないコスチュームとは?

以下のコスチュームは、アメリカでも売っています。

でも、学校やその他団体によっては、これらのコスチュームは禁止です。

1.特定の人種、民族、宗教、国籍、身体障害者、性別、または個人を表したもの

どういった物がダメかという例

  • 人種: 白人、黒人、アジア人などの真似をする
  • 民族: 民族衣装のコスチューム
  • 宗教: ユダヤ教徒などのコスチューム
  • 身体障害者: 面白おかしく体の一部を隠すコスチューム
  • 性別: ゲイ・バーのママのコスプレ
  • 個人を表したもの: 大統領のコスプレや、自分のクラスの先生や生徒のコスプレ

これはほんの一例です。

ユダヤ教がダメで、ヒンズー教なら良いとか、そういうことではなく、両方ダメです。

性別に関しては、「男の子が女の子のコスチューム、またはその逆もダメ」としっかり書かれている学校もあります。

なんでダメなの?海外では人種や差別について、とても厳しいから

世界の国々では、日本では想像もつかないくらい、

差別に対して厳しいです。

 

「差別をしない」ということは、

子どもが最初に教えてもらうことの1つでもあります。

 

特定の人種や民族の衣装を着るというのは、「彼らを差別している」というように受け取られることがあります。

 

着ている本人はそのつもりがなくて、むしろリスペクトを表すためであっても、

その民族の人達が、差別のために虐げられた経験があったり、悲しい歴史があったとしたら、

あなたが衣装を着ているのを見て「自分たちをバカにしている」と勘違いして、

悲しみや、怒りを感じるかも知れません。

 

アナタが「自分は、この民族をリスペクトしているから着ているんだ」と説明する

殴られるのはイヤですよね。

2.武器を真似たオモチャや飾りがあるもの

着るべきでないハロウィーンコスチュームの例として、武器のオモチャをもった女性の絵

銃や剣、ライトセーバーなど、武器を真似たオモチャや飾りがあるものは、危険です。

本物と間違えられてしまう可能性があります。

 

それらの武器を見て、怖い思いをする子どもがいたら、かわいそうですよね。

 

ガードマンに打たれる前に、武器のオモチャは取り外しましょう。

3.ギャングやピエロなど、他の人達が怖がるコスチューム

ギャング

ギャングって、治安が悪い地域ではシャレにならないです。

子どもも、彼らがどれだけ怖いか、ちゃんと知ってます。

その土地で勢力が強いギャングの服装を知っておくことは、

安全のために必要です。

 

ピエロ

何年か前に、ピエロの仮装をして、人々に悪質なイタズラをする事件が世界各地で多発しました。

それをみんな覚えています。

ピエロの仮装は、人々に恐怖を与えます。

以上に加え、学校ではこれらも禁止

ハロウィーンコスチュームの魔女の帽子の写真

アメリカの幼稚園や学校では、ハロウィン当日に、子どもが仮装して一日を過ごします。

以上に加え、多くの学校では、以下のコスチュームも禁止しています。

4.本人の顔が全くわからないもの

  • 馬やゴリラなど、頭からすっぽりかぶるタイプの動物の顔のマスク
  • 「スクリーム」というオバケのお面、
  • フェイスペインティングも、顔の50%以上塗っていはいけないなど

本人の顔が全くわからないものを禁止する学校もあります。

 

学校の生徒でない人が、校内に入ってくるのを防止するためなどが理由です。

 

あと、顔を隠していると、いつもより悪い行動が出やすくなります。

路上のハロウィンでそれをかぶってる人って、結構こわくて、

私自身、近づかないようにしています。

5.体の動きを邪魔するもの/周りがよく見えないもの

硬いコスチュームや、サイズが合っていないものは、体の動きを邪魔するので、学校での活動に支障をきたします。

顔周りのデザインによっても、視野が狭まるものは学校で禁止されています。

6.品位を乱す服装: 下着が見えたり、出てはいけない部分が出るもの

セクシー狙っちゃいけません。

7.適切ではない表現が書かれているもの

差別用語や、体の出てはいけない部分の絵が描いてあるコスチュームなんかを着ていった日には、

お説教をくらって、「着替え直して来い」と言われるか、

「今日は学校に来ちゃダメ」と言われるでしょう。

自分の学校で禁止しているコスチュームを知る方法

それぞれの学校が、何を禁止しているかを知るには、

学校のホームページを見たり、

事前に紙のお便りや、Eメールで連絡がきます。

おわりに

これらのコスチュームは、どこでも売ってるし、

実際にハロウィン当日は、街で見ます。

  • ご自身の身の安全を守るためと、
  • 主催したイベントで良くない事がおこるのを防ぐため、
  • 子どもがコスチュームのせいで学校から帰らされるという事態を避けるために、

お役に立てれば、嬉しいです。