寒いですね❆
マンハッタンも、やっと冬らしくなってきて、
昨日は朝起きたら、-14度でした。
ニューヨークのセントラルパークは、冬でも観光客が途絶えることはありません。
今回は、冬のセントラルパークの楽しみ方をご紹介します。
地図とこの記事を見ながらセントラルパークを歩けば、完璧☆
セントラルパークの地図:http://www.centralparknyc.org/maps/
(パーク公式ページは英語ですが、最新の情報が載っているので、参考にしてください)
セントラルパークの基本情報
セントラルパークは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市のマンハッタン島にあります。
アクセス:
北は110ストリート、南は59ストリート、東は5thアヴェニュー、西はセントラル・パーク・ウェストアヴェニュー(8thアヴェニューの事)に囲まれています。
(ストリートの事を「丁目」と表記しているガイドブックもあります)
開園時間:6:00am~1pmまで。
夏も冬も、早朝からジョギングする人がたくさんいます。
世界的なミュージシャンやハリウッドスターが走っている所も、よく目撃されます。
ニューヨークの他の公園と比べると、セントラルパークは比較的安全ですが、
それでも日本のような感覚ではいられません。
人気がない場所や、暗くなってからの利用は十分注意が必要です。
(夜中には行かないことをお勧めします)
さて、ここからは楽しい情報です☆
1.スケート場は2箇所:ウォールマンリンクとラスカーリンク
冬のセントラルパークと言ったら、スケート場が有名ですが、実は2箇所あります。
ウォールマン・スケートリンクWollman Rink:観光客・一般客用
主にテレビなどでよく出てくるのが、ウォールマンスケートリンク(Wollman Rink)。
(ウルマンリンクとも表記されます)
スケートを気軽に楽しめるリンクです。
昼は、マンハッタンの摩天楼の真下を滑っている感覚を楽しむことができ、
夜は、とてもロマンチックなデートスポットになります。
アイキャッチ画像(この記事の一番上の写真)が、ウォルマンリンクの写真です。
映画「ホームアローン2」でも出てくるので、見たことがあるかもしれません。
スケートスクールを開催していたり、予約をすればバースデーパーティーをする事も出来ます。
そう、現在のアメリカ大統領の名前が付いている会社が運営しているリンクです。
他にもラスカーリンクや公園内の回転木馬も、彼の(名前が付いた)会社が運営しています。
<詳細>
アクセス:59ストリートと6アヴェニューの入口から、公園中心部に向かって徒歩3分
営業期間:冬季のみ
営業時間:
- 月火 10:00am-2:30pm
- 水木 10:00am-10:00pm
- 金土 10:00am-11:00pm
- 日 10:00am-9:00pm
料金:キャッシュオンリーです。現金しか受け付けていません。
- 月火水木 大人$12、子供(11才以下)$6,シニア$5
- 金土日と祝日 大人$19、子供(11才以下)$6,シニア$9
- 観客 $5
- スケートレンタル:$10(税込み)
ロッカーレンタル:$5+$6デポジット(税込み)
(デポジットは、何も問題がなければ返ってきます)
運営会社のホームページ:https://www.wollmanskatingrink.com/
セントラルパークのホームページ:http://www.centralparknyc.org/things-to-see-and-do/attractions/wollman-rink.html
ホットドッグがベラボウに高い!?
ウォルマンリンクの写真を撮っていたら、隣で旦那が、すっとんきょうな声をあげました。
「ホットドッグが1個7.79ドル!?」
そうです。
ウォールマンリンクの隣には、ホットドッグ屋さんがあるのですが、1個$7.79と、めちゃくちゃ高いんです。
日本円にしたら、854円です!ホットドック一個が!!!!
(2019年1月現在の値段)
本当かな?
他の物の値段を見間違えたんじゃないの?
旦那はその日、一日中呟いていました。
「高すぎる… $7.79…」
「ホットドッグ1つで…$7.79…」
ニューヨーカーでさえも受け入れられない値段のようです。
とっても美味しいのかな?(そんな事ないと思うけど…)
試してみる?
ラスカーリンクLasker Rink:アイスホッケーや、熟練スケーター用リンク
ラスカーリンクはホッケーなどやっていて、地元民が主に使います。
夏はプールになります。
一般的には、こちらのラスカーリンクではなくて、ウォールマン・リンクを使うことが多いと思うので、詳細は記載しません。
必要な方は、ホームページを御覧ください。
運営会社のホームページ:http://www.laskerrink.com/
セントラルパークのホームページ:http://www.centralparknyc.org/things-to-see-and-do/attractions/lasker.html
コンサバトリー・ウォーター:池が無料のスケートリンク
氷が6インチ(15.24センチ)以上はって、安全が確認された場合には、コンサバトリー・ウォーター池でスケートをすることが出来ます。
自分のスケート靴を持って行きましょう。
こちらは、映画「スチュアート・リトル」のヨットレース会場の舞台ともなった場所です。
アクセス:74ストリート、東側
注意:名前が似ているので、紛らわしいのですが、
105ストリートのコンサバトリー・ガーデンとは別の場所です。
ホームページ:http://www.centralparknyc.org/things-to-see-and-do/attractions/conservatory-water.html
2.クロスカントリースキー、スノーシュー、ソリ滑りがOKなんだよ!
ニューヨークの厳しい冬。
でも雪が降った次の日は、お楽しみがあります。
クロスカントリースキーとスノーシューズがOKな場所
雪が積もっていれば、セントラルパーク内では、開けた牧草地や、車が通れない乗馬道で、クロスカントリースキーやスノーシューズの使用が認められています。
ソリ遊びが許可されている場所
雪が6インチ(15.24cm)以上積もって、条件が揃った日には、
ソリをすることが許可されています。
ソリ滑りが公式にOKな場所は、公園の東側の2箇所です。
- Pilgrim Hill(72th ST)
ホームページ:http://www.centralparknyc.org/things-to-see-and-do/attractions/pilgrim-hill.html - Cedar Hill (78th ST)
ホームページ:http://www.centralparknyc.org/things-to-see-and-do/attractions/cedar-hill.html
公式にOKかどうかの情報は見つけられませんでしたが、
こちらもソリに人気の斜面です。
- 84th ストリート(西側)の丘
- 100th Stストリート(西側)の丘
セントラルパーク付近でソリを売っている店
ウチは去年、このおもちゃ屋さんでソリを買いました。
ステーショナリー&トイ ワールド
アクセス:72ストリート、ColumbusアヴェニューとAmsterdamアヴェニューの間
http://stationeryandtoy.com/shop/
3.セントラルパークZoo(動物園)
冬に動物園なんて、寒くて無理?
もったいない!
ここセントラルパークには、冬に元気になる動物がたくさんいます。
例えば、猿は冬が好き。
元気な猿を見たければ、夏よりも冬がオススメです。
アザラシも、北極や南極に住んでいるだけあって、冬が好きですね。
そして忘れてはならないのが、世界的にも珍しいユキヒョウ。
白銀の身体は、とてもゴージャスです。
寒くなったら、トロピカルゾーンの建物に移動して、熱帯雨林に住む動物たちを楽しみましょう。
アクセス:64ストリート、5アヴェニュー
ホームページ:https://centralparkzoo.com/
4.子供用の公園:ヘックシャープレイグラウンド

ニューヨークで子育てをしていると、寒くても外で遊びたいという事があると思います。
セントラルパーク内の公園は、0度の時でも、子ども達が遊んでいます。
他の季節に比べると、やはり人数は少ないですけどね。
ヘックシャープレイグラウンド(Heckscher Playground)の入口には、トイレもあるので安心です。
プレイグラウンドの隣のアンパイアロックUmpire Rockです。
氷河期からあるこの岩は、有名なパワースポットで、どんなに寒くても必ず観光客が登っています。
中には、岩の上で瞑想する人も。
アクセス:59ストリート、コロンバスサークルもしくは7アヴェニューから入り、公園中心部へ向かって徒歩2分
5.ショッピング♡冬限定品を逃すな!
冬限定のお買い物も、楽しいことの1つです。
お土産屋さんは、冬季限定販売グッズも

The Daily Visiter Centerというお土産ショップが、ウォールマンスケートリンクの近くにあります。
Central Parkのロゴ入りセーターやニット帽など、冬にしか手に入らないお土産もあります。
アクセス:66ストリート、東西の中間くらい
6.冬こそ学ぼう!美術館と子供用探検セット
冬の美術館は、人が少ないので、いつもよりゆっくり見ることが出来ます。
メトロポリタン美術館(THE MET)
世界三大美術館の1つである、メトロポリタン・ミュージアムは、セントラルパーク内にあります。
(あと2つの世界三大美術館は、ロンドンの大英博物館と、パリのルーヴル美術館です)
他の季節に比べて、冬は比較的空いているので、じっくり見たい方には最適の季節です。
(クリスマスシーズンとお正月は混みます)
アクセス:82ストリート 5アヴェニュー
料金:
- 大人 $25
- シニア(65才以上) $17
- 学生 $12
- 子供(12才以下)$0
以前は任意の入場料で入館できましたが、
2018年より、ニューヨーク州在住者とニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州の学生以外の来館者には、固定の入場料が義務化されました。
詳しくはメトロポリタン美術館のホームページを御覧ください。
https://rsecure.metmuseum.org/admissions
グッゲンハイム美術館
こちらはセントラルパークから1つ通りを挟んだ場所にあります。
ですが、パークから徒歩30秒なので、ご紹介。
外観はまるでシナモンロールかカタツムリ。
旧帝国ホテルを手がけた建築家、フランク・ロイド・ライトが設計した建物が、グッゲンハイム美術館です。
館内は、近代~現代の作品が多く、カンディンスキー、ピカソ、ルソー、モジリアーニ、シャガール、モンドリアン等があります。
アクセス:88ストリート、5アヴェニュー
子供用Discovery kitが無料で借りられるよ

(リスは一年中いるよ。雪景色の日は、赤い鳥がキレイだよ!探索キットで見つけよう)
公園内に3箇所あるVisitor centerで、子供用の探索キットを借りることが出来ます。
キットはバックパックには、以下の物が入っています。
- 双眼鏡
- 野外観察図鑑
- 拡大鏡
- 色鉛筆
- スケッチペーパー
借りる場所:
- The Charles A. Dana Discovery Center
- Belvedere Castle (只今工事中につき使用できません)
- Chess & Checkers House
詳細はこちら
http://www.centralparknyc.org/visit/programs/discovery-kits.html
7.美しい風景3選:インスタ映え☆
雪景色のセントラルパークは、都会のど真ん中とは思えないほど静かで、心が洗われます。
雪が降った次の日に行きたい、美しい風景が見られる場所をご紹介します。
滝:雪と氷の芸術
滝は、セントラルパーク内に少なくとも5箇所あります。
そのほとんどが、ザ・ラビーン(The Ravine)という場所にあります。
アクセス:西側の102ストリートから入って川沿いを歩くと、見つけることが出来るでしょう。
詳細はホームページで:https://www.centralpark.com/things-to-do/attractions/waterfalls/
スケートリンクはロマンチック・スポット
先程も紹介しましたが、夜のウォールマンリンクは、ロマンチック・スポットです。
たとえスケートをしなくても、上から滑っている人達を見るだけでも雰囲気満点!
キラキラしていてステキです。
橋と雪の相性は抜群!写真を撮ろう
アーティスティックな橋が、セントラルパークのあちこちにあります。
ある物は芸術的、ある物は近代的、そして木こりのおじさんが作ったような、童話の絵本に出てきそうな物まであります。
雪化粧をした橋は、また違った表情に。
お好みの橋を見つけて、そこで記念写真を撮るのもいいですね!
冬のセントラルパークの楽しみ方については、公式ホームページでも確認できます:http://www.centralparknyc.org/about/blog/20-ways-winter-central-park.html
次回は、セントラルパーク内にある、温かい休憩所とトイレの場所についてです。
暖かい服装で、足元気に付けて、いってらっしゃ~い❆